台北

2015年05月01日

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大阪のシュバルというクラブに行った時、大阪のナンパ師さん達とお会いした。
単なるクラバーの僕にも温かい言葉をかけてくれて、
取り囲まれるのはとても恥ずかしかったけど、普通に嬉しかった。

その中のメンバーは台湾のクラブの経験者が結構多くて驚いたんだけど、
ありがたくも僕の台湾放浪記を読んでくださっていたことも加えて驚いた。

確かに、ここ最近増えた旅行記&クラブ訪問記の記事の中では、
台湾篇は全部で20記事程度の長編になっており、
クラバーとしてナンパ師としてブロガーとして、
ストーリー的にもレポート的にもこのブログにふさわしい、
とても素晴らしいものになったと自負している。
今のところ、あれを超える満足度の高い記事は書けていない。
まぁ、自分の満足度とアクセス数は比例しないもので、
万人に読まれている記事ではないのだけど・・・。

そんな中、大阪シュバル篇を書き終えて、Twitterで「ブログ更新しました~」とつぶやいたら、
大阪でお会いしたナンパ師さんの一人、イーサンさんが、
こんなことを言うもんだから、慌てて調べてみた。


伏字になってるけど、LUXY(ラクシー)というクラブです。
このLUXYというクラブ、台湾一大きいクラブで、一度しか行っていないのに僕は大好きになった。

No.105 台湾クラブ放浪記 ~円舞曲(ワルツ)~ @Luxy

LUXYが潰れるなんて、
日本だったら、新木場アゲハが潰れるのと同じくらい衝撃的な話。
何が起こったんだろう?と思っていたら、
僕の知らない間に台湾のクラブ事情が様変わりしているようだ。

まず、事実として、LUXYは2015年3月21日をもって閉店した。
20日21日は閉店パーティーが行われたようだ。
2003年にオープンしてから12年、多くの有名DJを招いた老舗クラブだったが幕を閉じた。
調べてみたら、台湾のネットの書き込みにも残念がる声が多い。

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閉店の理由は定かではない。
地価の高騰により、賃料が上がったからだという理由が挙げられていたが、
それよりも台湾市内のクラブで殺人事件が起こったことによる警察の取り締まりの強化のせいらしい。

クラブで殺人事件・・・。どこかで聞いたことのある話だ。

六本木フラワー殺人事件(from Wikipedia)

V2(元・バニティ)の入っているロアビルで起きた殺人事件。
この時は、僕もバニティにいて、結構驚いたけど、そんな話が台湾でも起きたらしい。

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台湾・台北市で、暴力団員ら約50人から集団暴行を受け、警察官が死亡、その翌日、主­犯格とみられる男女が警察に出頭、逮捕された。事の発端は9月13日未明、男(27)­と交際相手の女(22)、その友人らは台北市内の商業施設「ATT 4 FUN」内にあるナイトクラブ「SPARK」で、別の客とトラブルになった。男女らは­店側から退出を求められたが、その際、男は「報復する」と叫んでいたという。14日深­夜、女が暴力団員50人超を引き連れ、同店に到着。店側の通報を受け、警察官2人が駆­け付けたが、うち男性警察官(38)が暴力団員らともみ合いになり、集団暴行を受けた­とのこと。警察官はその後、搬送先の病院で死亡が確認された。男女らは15日になって­、警察署に出頭。暴力団員らに暴行をそそのかしたとして、警察が取り調べを進めていた­が、その後、殺人罪などの容疑で逮捕された。警察は事件の詳しい経緯を調べるとともに­、現場から逃走した他の共犯者らの行方を追っている。

動画ニュースサイト・TOMONEWSより
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Sparkで殺人事件があったとは・・・。
Spark(スパーク)も台湾では有名なクラブ。

No.109 台湾クラブ放浪記 ~助奏曲(オブリガート) ~@Spark

僕が行った2014年9月以降に「Spark」は場所が変わっており、
台北101(台湾一の高層タワー)の地下にあったクラブが
いつの間にか「ATT4FUN」という商業施設に場所を移していたので、
上記の記事はもう全く的外れなものとなってしまっているが。

どちらにせよ、公式HPが無くなっているところから閉店したとみて間違いなさそう。
LuxyはこのSparkでの殺人事件を受けての取り締まり強化による閉店らしい。

しかし、このニュースは非常に興味深く、台湾のクラブ事情を物語っている。

要約すると、クラブでモメた男女がマフィアを呼んで、
お店に駆けつけた警察官をボコボコにしたという話
なのだが、もう少し奥が深い。

そもそも、マフィアがボコボコにするべきは店の経営者であって警察官ではないはずだ。
しかも殺す目的で、50人余りのマフィアが寄って集って(たかって)暴行している。
普通、50人で1人を殺すなんて状況があるのか。

根本には、クラブとマフィア(暴力団)の関係と警察の癒着という問題がある。

この事件の真相はこうだ。

事件の発端、当初Sparkで追い出された男性は照明製造会社友昌実業の二代目御曹司。
そして、殺された警察官の元・同僚で警察OBの人間がSparkの用心棒をやっていた。
この用心棒は殺された警察官と警察を辞めた後もつながっており、
殺された警察官は普段から非公式に手助けをしていたらしい。
金銭のやり取りがあったのかは分からないが、義理だけで通常業務以外の仕事はしないだろう。
クラブ側としては、何かトラブル沙汰になっても、非公式な警察官の仲裁ならば、
そのトラブルが世間に明るみに出ることもない。
殺人事件のあった前日も、警察官は店内でトラブルを起こした御曹司を店から追い出すため、
御曹司を恫喝し足を蹴ったりしたらしい。
怒った御曹司は友人のマフィアに連絡し、報復をお願いした。
次の日、マフィアがこぞってやってきたため、
クラブの店長がその日非番だった警察官に助けを頼んで、駆けつけたところを殺されてしまったというわけ。
日本のクラブ同様、台湾のクラブもクリーンでは無いようで、
そもそもこの近辺は黒社会(台湾の暴力団)の三大巨頭の一つ「竹聯幇」(ちくれんほう)の縄張り。
元々、Sparkというクラブの存在自体が縄張りを荒していた。
(台北101からATT4FUNへの施設への移転がそもそもの発端だったのかもしれない)
報復を頼まれた友人のマフィアというのが、この「竹聯幇」で、
自分たちの縄張りを荒す警察OBの元同僚を殺す理由が既にあったというわけだ。
ただ単純に友人が不快な思いをしたという理由ではマフィアが動くわけがない。

そして、この事件の問題点は、殺された警察官と居たもう一人の警察官が
すぐに自署に報告しなかったことにある。
この辺りも、恒常的にクラブと警察がつながっていることを表しているが、
台湾国内では問題視されたようで、警察内部で規律的問題があれば取り締まれとお達しが出たようだ。

この事件により、警察-クラブ-マフィアとどこかつながっていたこの三者のうち、
クラブと警察の蜜月な関係は崩れ去り、
マフィアの後ろ盾のあるクラブVS警察という構図がしっかりと出来上がったというわけだ。
Luxyがその影響を受けたのかは分からないが、全く関係ないとは言いきれないだろう。

そんなわけで、一般市民には正直何の関係も無い訳だが、
LuxyもSparkも潰れてしまったらしい。
たぶん、この二店が潰れたことは台湾のクラブの勢力図を新しいものに変えると思う。
Luxyが閉店しておおよそ2ケ月、他のクラブはどのようになっているのか気になって仕方がない。

もう台湾に行くつもりは無かったけど、調査に行ってもいいかもしれない。
たぶん、このブログを読んでくれている人の中にこれから台湾に行かれる人もいると思う。
ぜひ、台湾のクラブの様子を教えてください。
気になりすぎて、僕は眠れなくなりそうです・・・。

もしどなたか、もっと詳しい話を知っていたり、
僕の推測で書いている部分が間違いだと指摘したりしてもらえれば幸いです。

(終わり)

※今思い出しても本当に台湾は楽しかった。
LuxyとSparkが無くなってしまったことは非常にショックです・・・。

以下、台湾放浪記です。もし、お時間あればお読みください。

【クラブ日記】

No.101 台湾クラブ放浪記 ~前奏曲(プレリュード)~
No.102 台湾クラブ放浪記 ~夢想曲(トロイメライ)~ @Myst
No.103 台湾クラブ放浪記 ~練習曲(エチュード)~ @babe18
No.104 台湾クラブ放浪記 ~哀愁曲(エレジー)~ @box
No.105 台湾クラブ放浪記 ~円舞曲(ワルツ)~ @Luxy
No.106 台湾クラブ放浪記 ~間奏曲(インテルメッツォ)~ @Muse
No.107 台湾クラブ放浪記 ~夜奏曲(ノクターン) ~@babe18②-前編
No.108 台湾クラブ放浪記 ~狂想曲(カプリッチオ) ~@babe18②-後編
No.109 台湾クラブ放浪記 ~助奏曲(オブリガート) ~@Spark
No.110 台湾クラブ放浪記 ~幻想曲(ファンタジア) ~@LAVA
No.111 台湾クラブ放浪記 ~輪舞曲(ロンド) ~@LAVA-後篇
No.112 台湾クラブ放浪記 ~小奏鳴曲(ソナチネ) ~@LAVA from side-Dragon①
No.113 台湾クラブ放浪記 ~奏鳴曲(ソナタ) ~@台北市内 from side-Dragon②
No.114 台湾クラブ放浪記 ~超絶技巧曲(トランセンダンテ) ~海外ナンパのマストアイテム集 
No.115 台湾クラブ放浪記 ~鎮魂歌(レクイエム)① ~台北101 from side-Dragon③
No.116 台湾クラブ放浪記 ~鎮魂歌(レクイエム)② ~台北市内某ホテル from side-Dragon③
No.117 台湾クラブ放浪記 ~終奏曲(フィナーレ) ~台湾クラブ案内とルール

【旅行記】

台湾旅行編 其の一 桃園空港~台北駅~西門町
台湾旅行編 其の二 台北の地理と地下鉄利用
台湾旅行編 其の三 九份
台湾旅行編 其の四 龍山寺~二二八和平公園~台北101
台湾旅行編 其の五 永康街・頂好周辺
台湾旅行編 其の六 永康街・頂好周辺②
台湾旅行編 其の七 故宮博物館~士林夜市
台湾旅行編 其の八 小林髪廊~台北101展望台


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2014年03月09日

長らく書き続けてきた台湾クラブ放浪記も今回が最終回です。
楽しんでいただけたでしょうか。
それでは、台湾最終の夜と台湾のクラブのまとめです。

台湾滞在四日目(日曜日)夜 24時 @LAVA&babe18

19時頃相方の竜さんは女の子とアポがあるということで別行動になった僕は、
台湾シャンプーと台北101の夜景を一人で楽しむという、
「おひとりさま」好きのOLのようなプランで夜を過ごした。
22時過ぎにホテルに帰ってきてシャワーを浴びながら、竜さんのアポの結果を待つ。
意思疎通の図れない女の子とのデートってどんな感じになるんだろう?
興味津々だったが、あまり深入りしても迷惑なだけだし、
竜さんがうまくやっているのだとしたら、今日は一人でクラブに行くことになるだろうと思っていた。
23時を過ぎても音沙汰なしなので、これは同じホテルの別の部屋でよろしくやっているのだろうと思い、
一応LINEを一通送って返答が無ければ、一人で最終日のクラブを楽しむつもりでいた。
返事を送ると、即レスがあり、僕の部屋に行くので待つようにと言われる。
チャイムが鳴って竜さんが部屋に現れると、微妙な顔をしているので、
「結果はどうでした?」と聞いてみる。
うまくいったようにも見えるし、いかなかったようにも見える。
黙り込む竜さんに「ねぇ、どっちなの?」と問い詰める。
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すると、淡々と「さっきまで女の子が部屋にいました。」とさらりと言う。
えっ!・・・ってことは??
「女の子としたってこと?」竜さんはコクリとうなづく。
おー、良かった~。僕は自分の事のように嬉しく小躍りしてしまった。
「単語帳」と「お菓子」が決め手になったとのこと、渡して良かった〜。

日本に帰るまでにゆっくり経緯を聞かせてもらおうじゃないか。
とりあえず、竜さんに疲れてないか聞いてみると、まだ元気とのことでクラブに行く。
二人とも台湾のクラブも台湾女子も堪能したにもかかわらず、まだまだ物足りないのだ。

それでも、時間は既に24時を過ぎる直前だったので、

クラブが終わる4時にはきっかり早めに上がって、8時起きで空港に向かおうと決める。
女の子と何かあっても飛行機に乗らなきゃならないので、
その時はお互いを起こしましょうと話をする。

そして、向かう日曜日のクラブ。
まずは、相方竜さんがナンパで成功したLAVAに。
箱の中は昨日と変わらない。ただ違うのは客の数だけ。
やはりどこの国も変わらないのだろうか、日曜日は人が少ない。
閑散としてる訳ではないが、パッと見混雑していた昨日の半分くらいか。
ナンパしている人も見かけない。
二人で竜さんの日台交流に乾杯して、様子を伺う。
一時間ほど滞在して、結果何も無し。
40代のおばさん5人組がお立ち台で踊っているのが印象的だった。
若いイケメン君が話しかけてもどこ吹く風、振り払って5人で踊ってた。

続いて、僕がナンパで成功したbabe18に。

こちらも閑散としている。
長方形のダンスフロアの後ろ半分に人はおらず、前半分で人が騒いでいる。
雰囲気は悪くないが、相変わらず黒人白人が多い印象。
途中声をかけた子が日本人だったので、多少和んだが、特に何も起こらず。

結果、この日は大人しく家路(ホテル路)に着いたのでした。
最後に「W即」とか「3P」しましたとか報告出来たら面白かったのにね。
こんな感じで僕たちの台湾クラブ放浪記は幕を閉じます。

さてさて、9月に行った台湾放浪から半年近く経ちました。
今回の放浪記はサクッと書き上げて年内には公開するつもりが延びてここまで来てしまいました。
この旅日記を書いている途中に台湾に渡航する読者さんが多くいらっしゃり、
「見てますよ」とか「参考にします」とか言われたりしました。
(何故かこのブログの存在を知らないプライベートの友人も台湾に行く人が多く、
クラブに行ったっていう話を聞くと、僕のブログ見られたかもーと、ドキッとしました。)
皆さんが渡航する前に僕が完結まで書ければもうちょっと為になったのかなぁと思ったりもします。
逆にこれから行かれる人は参考になるのではと思います。
旅日記・クラブ日記共に訪れた場所の住所やHPをリンクしてあるので、
台湾に行かれて道に迷った際には僕のブログを使ってください。

最後に台湾のクラブとナンパについて感想を。

台湾のクラブは現在の六本木なんかよりも盛り上がっています。
今の六本木のクラブは壊滅状態ですから。
ノリは大阪に近いかもしれないです。
また、法に縛られていない分、集客力も資金もあり、
クラブの内装や人件にお金がかかっています。
だから、中に入ると別世界に入ったような異空間が作り上げられているし、
専属のダンサーがいたり、有名なDJを呼んだりできるのだと思います。
恐らく韓国なんかは同じ理由でさらに豪華なのではないかとふんでいます。

ちなみに、おススメのクラブを二つ。
女性に勧めたいのは「LUXY」。
情報誌にも載っている通り、台湾最大のクラブは魅力的です。
女の子が絶対安心安全だと言える程に人がいるのと、過度なナンパもなく、
そして何より照明の使い方が上手で、クラブってこういうところだよねって気にさせてくれます。
あまり時間が無くて一つしかクラブには行けないって人にもココをおススメします。
とりあえず見てきてって感じですね。

そして、もう一つは「babe18」。僕がナンパに成功したクラブです。
現地の女の子もそれなりにいるし、イチャイチャしている男女が多く見受けられました。
エロいクラブと表現してもいいかもしれません。
こちらは完全に男性向け。台湾女子と絡みたいならココ。
可愛い子もいっぱいいましたよ。

ちなみに、クラブ内でのルールは日本と基本一緒です。
・多少のドレスコードは必要(短パン・サンダルはダメ)
・身分証明書が必要(パスポートのコピーが一番リスクが無いです)
※ちなみに、証明書はクラブの入り口でコピーされます。
・アルコールは節後を持って。セキュリティがいますので、目立った行動はアウト。

あと、クラブが盛り上がるのは「水曜」「金曜」「土曜」の三日。
これ以外は空いていないクラブも多いです。

最後に台湾女子のナンパについて。
僕と、同行した竜さんは普通のサラリーマン。
特に僕は顔面偏差値も高くなく、背丈も普通。外見的な要素は非常に残念な感じ。
(コラ、そこ、クスクス笑わない!)
中国語は全くできず、英語は英検3級レベル。
でも、うまくいったわけ。
これはどういうことかって、たぶん「日本人」ってことが大きいんじゃないかなと思います。
推測の域は出ないけど、やっぱり「親日」ってことがアドバンテージかなと。
旅行記でも書いたけど、台湾人は日本人に非常に親切です。
日本のクラブで外国人(黒人白人)好きな女の子っているじゃないですか、
あんな感じに近い気がします。
日本人なら誰でもいいってわけじゃないけど、どこか憧れとか親近感みたいなものがあって、
だから、「日本人」というのが強みになっている気がしました。
この論理で行くと、大体のアジア諸国でも頑張れそうな気がします。

ということで、長らく書き続けてきた台湾放浪記を終わります。
実は、台湾の空港で飛行機に乗り遅れそうになって空港内を縦横無尽に走り回った話とか、
日本に帰ってきて台湾のクラブでナンパした日本人(LAVAで僕と相方が別時間に声をかけた子)と
合コンした話とかあるんですが、割愛します。

次はまたアジアのクラブを放浪します。次回をお楽しみに!!

Special Thanks

CX 世界行ってみたらこんなトコだった ~台湾篇~

NTV アナザースカイ ~舞川あいく~

ナンパはスポーツ No Girl No Life !

台湾留学 でもやっぱり女子活動も頑張っちゃうんだよブログ

ドンちゃんチャンピオン(の夜遊び)ブログ

台湾クラブナビ

taiwan naights 夜店 台湾夜生活百分百

台湾の台北旅行で行くべき定番の観光スポット10選

※以下、僕が行かなかったクラブ、「GENE」と「ASIA」という所の様子。
こういうのを見ていると、また行きたくなってしまいます。
雰囲気伝わるので、どうぞ。







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ナンパあんてな 



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2014年03月03日

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台湾滞在四日目夜。最終日前夜。
最終日は朝起きたら空港へ向かわなければならないので、
観光はこの日で終わり。
昼間は故宮博物館→士林夜市とまわり終了。
正直なところ、勉強不足で故宮博物館は面白くなかったし、
士林夜市は台湾最大の夜市で人でごった返していたが、
中小いくつもある他の夜市と雰囲気はさして変わらなかったり、
時間が無くほぼ素通りしてしまったので、「この店が良かった」などの感想を持つことなく終わってしまった。

しかも、この後、一緒に台湾に行った相方竜さんがクラブで出会った女の子とデートをするため、
観光を切り上げたため、僕はただ一人ホテルに取り残されてしまうことになった。
時間は19時過ぎ。夜のクラブに行くにはちょっと早すぎるし、
かと言って大して観光してないからなんだかつまらなくなり、
一人で行きたいところに行くことにした。
(結果的に、この旅を通して一人で行動する時間が多くあったので、
相方が行ってない場所へ僕だけ行った格好になっている。)

ということで、単独行動スタート。

まずは、個人的に行ってみたかった「台湾式シャンプー」と「台湾マッサージ」。
僕は美容院のシャンプーが非常に好きで、あれだけのために美容院のために通いたいと思ってるくらいだ。
ただ、シャンプー単体だと料金が高いのと、
店員に「シャンプーだけ?」と思われるのが嫌で一度も利用したことが無い。
そのため、メンズのヘッドスパのお店にわざわざ行っている。それくらいシャンプーが好き。
だから、台湾観光の名物ともなっている台湾式シャンプーに行ってみたかった。

また、体力の無い僕は疲れやすく、疲れると日常生活に支障をきたすほどの
軟弱体質のため、日本では頻繁にマッサージに通っている。
ただ、細身で筋肉のほぼ無い骨と皮のみで構成された僕のもやしボディには
力任せのゴリゴリのマッサージはむしろ逆効果に終わってしまうので
相性の良いマッサージ師を探すのには苦労するのだが、
それでも自分に適したお店を見つけて通っている。
海外(特にアジア圏)では「マッサージ」と聞くと下半身を中心とした、
男性のためのいやらしいマッサージを連想させてしまうが、
「台湾マッサージ」は決してそういう類のものではなく、
しっかりと体を休めるための真面目な方のマッサージだ。
だから、個人的には一度体験してみたかった。
実際、この日は台湾旅最終日前夜で疲れも溜まっていたからちょうどいい。

ただ、夜7時にして、クラブに行くまではそんなに時間が無く、
台湾マッサージの有名店はホテルからどこも遠く、
待ち時間もあるようだったので断念。(→今でも心残り)
仕方なく、台湾式シャンプーのみ体験することにした。

台北を旅していて台湾発のチェーンを幾つか町中で見かけた。
前の記事でも紹介した「50嵐」「COME BUY」(お茶屋)「鼎泰豊」(小龍包)など、
そして台湾式シャンプーとして有名な「小林髪廊(シャオリン ファーラン)」も至る所にお店があった。
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この黄緑色の看板が目印で、コンビニくらいの感覚で見かけた。
台湾に250もの店舗があるという。
「小林」と言う日本人に馴染みのある苗字をつけているのも好感が持てる。
日本統治時代に日本から台湾に渡り駐在した小林・軍事総大将が
日本の理容室のシャンプーを手本に始めさせたのがきっかけ・・・もしくは、
台湾から日本へ美容師の勉強のため留学していた初代社長が、
日本で修行していた「小林美容室」という名前から取って名付けたとか、
まぁ、とにかく日本の「小林」さんが関係しているだろうと思っていた。
しかし、理由は全然違い、社長の名前が「林(リン)」さんで、
台湾では「小(シャオ)」を付けて呼ぶとニックネーム的になるらしく、
それで「小林」となるそうです。日本の小林(こばやし)関係なかった・・・。

僕が行ったのは台北101が近い「世貿店」。
店内に入ると、所謂普通の美容院で受付があり、対面式に並べられた美容台にはお客とスタッフたち。
小林A(スタッフA)が案内してくれる。
日本語は通じないようだったが、「シャンプー」と伝えると、すぐに席に案内してくれた。
店内にはスタッフが五~六人・お客もやっぱり五~六人で男女は半々くらい、
年齢もバラバラ。本来は台湾人のための美容院と言った感じらしい。
町中にあるお店は観光客向けで、現地人利用は少ないとのことだったが、
僕が行ったこの店はどうも違うようだ。
それぞれのお客の対応で忙しいらしく小林A・小林B以下CもDも髪を切ったり、
パーマをかけたりしており、御子柴Aは完全に忘れられているようだ。
10分くらいして小林Eが僕の背後に近づいてきて、ついに始まるかと思ったが、
台湾のファッション雑誌(しかも女性もの)を一冊置いてどこかに行ってしまった。
おいおい、小林さんいつ始めてくれんの・・・?
あまりの雑な扱いに御子柴Aはちょっとイラッとするが、言い返す言葉もないので
黙って雑誌を読む。ただ全く読めない中国語の羅列に5分で飽きてしまう。
小林さん、日本人なめすぎなんじゃない?
20分後ようやく施術(?)開始。
スススと近づいて突然始めてしまったので特に謝罪は無し。
(言っても聞き取れないから別にいいんだけど)
台湾シャンプーの特徴はこのようにシャンプー台ではなく、
髪の毛を切る鏡の前で始まることだと思う。
特徴のあるシャンプーで全く垂れないので洗い流すまで席に着いたまま。
そして、有名なのは女性であればこんな感じに遊んでくれる。
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まぁ、男の短髪では出来ないけど。
しかし、なぜかこの店ではシャンプーがどんどん垂れてきており、
僕の首筋から首回りに巻いたタオルを無視して背中を蔦っていく・・・。
おいおい、しっかりしてくれよ!小林さんよ!!

僕は全く文句を言わず耐えてたけれど、
これが日本人相手だったら、小林へのクレームはハンパなかったと思う。

最後にシャンプー台で泡を流してもらい、ブローをして終了。金額150元。

うーん、感想としてはイマイチ。
小林可夢偉的なテクニックも無く、小林一茶的な言葉のセンスも勿論ないし、
小林麻耶・小林真央的な可愛さも美容師さんに感じなかった。
ネットで調べてみたけど、どうもお店によって当たりハズレがある感じ。たぶん僕はハズレの方。
町中にある観光客が行くようなお店に行った方が良いかと思います。参考までに。

どうでもいいけど、ある程度安価に抑えれば日本でも結構流行ると思うんですけどね。
シャンプーとブローと軽いマッサージで¥2000くらいで気軽にお店に入れるんだったら、僕だったら行く。
この文章読んでくれてる美容業界の方、ぜひご一考を。

滞在時間は一時間弱程だったので、残りの時間を台北101に上って夜景を見ることにする。
台北101を説明しておくと、台湾にある「東京タワー」「スカイツリー」的な建物で、
2004年から2007年までドバイのブルジュ・ハリファに抜かれるまで世界一の高さの建造物だった。
「101」という数字は地上101階+地下5階から構成されていることに由来する。
地下5階から2階が駐車場、地下2階から地上5階がショッピングモールとレストラン、
そこから上は87階までが企業のオフィスやレストランが混在している。
ちなみに、「台湾証券取引所」や「グーグル台湾」「バイエル薬品」「ロレアルパリ」などが入居している。
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89階の展望台に行くには5階にあるエントランスで入場料を払ってエレベーターに乗る。
入場料は500元。
入場料を払うところでなぜか強制的に写真を撮られるのだが、
観光地によくある、背景が合成の写真を作られ、買わないかと勧められる。
僕は一人だったので写真を撮ることさえ憚られたのに、
ここでは入場の待ち時間に行列のサイドに設置されたテレビのモニターに
お客が撮られた合成写真がスライドショーされる。
みんな、カップルとか家族連れとか楽しそうな写真なのに、
僕は無表情のまま突っ立ているという間抜けな風体が何度も映し出される。
それを見たカップル達は「あー、私たちよ!」とか
家族連れは「ママ~、あの写真買って~」とその画面に自分たちが写される度ひとしきり盛り上がるのだが、
その合間合間に写される僕の一人きりの写真の時にはシーンとなっていた。恥ずかしい・・・。
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エレベーターに乗って89階へ。
ちなみに、このエレベーターはとても静かで、かつとても速い。
東芝製のエレベーターでギネスブックにも載っているという。
さらに言うと、この台北101も日本の建設会社が多く参加して作られている。
日本の技術が健在なのが嬉しく誇らしい。

89階に着くと観光者向けに無料で音声ガイドを貸し出してくれる。
日本語も勿論完備されているので、展望台から見える景色を細かく説明してくれる。
個人的には、旅行の最終日に行ったので、
自分が行った名所がどこにあるかを説明してくれ、「あ~、あそこかぁ」と分かりやすい。
台北101に行かれる方は滞在最終日に行かれることをおススメします。
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夜景も勿論綺麗。
台北市内は舗装されている場所でも一歩通りを入ればローカル感が溢れているんだけど、
台北101の展望台はそれは見えず、夜なこともあって、
ただただ美しいビルの景観や道路に連なる電灯が光っている。
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89階を一周してガイドを聞くだけでも、小一時間くらい楽しめました。
最後に88階に降りて、この台北101が地震や台風に強いかを説明してくるコーナーがあるが、
そこは素通り。そして、この階では下に降りるエレベーターを待つ間、
宝飾品や置物などを売っているフロアに強制待機させられて、お土産品などを買わされる。
ココだけはちょっと強引に感じました。折角の気分がちょっと萎えます。

まぁ、総じて台北101の夜景は満足です。台湾旅の締めにはお勧め。

ということで、この台湾旅の観光はこれにて終了。
この後、最終日のクラブに行って次の日の朝、そのまま空港へ行きました。

最後に「総論」として、台湾旅と台湾クラブ放浪のまとめ記事を書きます。
半年近くかけて台湾旅を書かせていただきました。
気長にお読みいただいた皆様ありがとうございました。

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ナンパあんてな 

23:00│コメント(4)このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年01月29日

クラブ日記No.112からの続き。
No.112では台湾に僕と一緒に行った竜さんの視点で、
台北のクラブLAVAにてナンパした記事を書かせてもらいました。
今回はその続き。さてさて、結末はどうなるか・・・
ナンパする男性にとって最終決着は体の関係を持つことだから、
果たしてそこまでいけるかどうか、ご注目です。

LAVA竜の兄貴
※竜の兄貴はこんな感じの人。

9月某土曜日(台湾滞在3日目) 25時~ @LAVA  from side-Dragon

LAVAに入って一時間、二軒目のクラブと言うこともあって少々疲れた俺はダンスフロアの雑踏を後にし、
一杯飲みながら一休みすることにした。
ある程度アルコールを補給しながら、ナンパする士気を高めに維持しなければ朝まで持たない。
途中、御子柴さんがウロウロしていたが、何も言わずに放置。
彼は泳ぐのを止めると死んでしまうマグロのように一晩中クラブを回遊し続けるから大したものだ。
日本のクラブでは、ひどい時には一杯もドリンクを飲まないで歩き回り、
朝方になって「このドリンクチケット余ったのであげます。」と言ってくることがままある。
水分補給なしに歩き続ける姿はストイックさに尊敬というよりも、ちょっと呆れる。
42.195kmを走るランナーだって2時間ちょっとの競技中に水を飲むのに、彼は一滴も飲まない。
たぶん御子柴さんならアラブの国のちょっとした砂漠ならおおよそ手ぶらで渡り切ってしまうだろう。

LAVAバー刊

そんなことを考えながら、ビールを口にしていると、バーカウンターで一人で佇む女性を発見する。
バーカウンターに肘をつきながら黄昏るように何かを考えているようだ。
ミラーボールのライトが彼女の背中を照らし、
正面からはバーカウンターで反射された光が彼女の顔を赤く染める。
綺麗だ。クラブマジックでは決してなく、遠目から見ても絶対綺麗だ。
あまちゃんに出てくる「有村架純」に似ている清純系。
俺の視線に気付いたのか、俺を一瞥すると気まずそうに目をそらす。
俺は一瞬戸惑ったが、この機会を逃してはいけないと自分に言い聞かせ、
数メートルあった「架純ちゃん」との間を数歩歩き近づき、思い切って話しかける。
「晩上好!(ワンシャンハオ)」
フフフと笑った顔がとても可愛い。悪戯な笑顔がまぶしすぎるぜ。
あまりの可愛さに俺は次の言葉が出てこなくなった。
えーっと、何を俺は話せばいいんだ・・・勢いだけで行くのはまずかったか・・・えーっと・・・
首をかしげる彼女に錯乱した俺は何故か「I'm Japanese.」と説明してしまった。
自分でもなぜ日本人だと言ったのかは分からない。今思い出してもちょっと恥ずかしい。
自己紹介の意味も込めて、そして「日本人」と言ったら食いつくかもという若干の邪な期待も込めて
ついつい出てしまった言葉だった。
言った後、しまった!と思ったが、彼女は「えっ!そうなの?旅行なの?」と俺の言葉を受けてくれた。
そこそこ英語が出来るようで、俺の不自由な英語も彼女は汲み取ってくれる。
俺は頑張って身振り手振りで話をつなぎ、30年弱の人生で一番英語を駆使していた。
英語の聞き取りは出来ないのに俺は必死になった。
学生の頃これくらい必死に勉強していたらきっと英語の成績もよかったろうに。
そして、少しずつ彼女の置かれている状況を理解していく。
彼女の名前はスージー。台北に住む23歳の社会人。彼女は言う。
「クラブが好きで良く来るの。今日は友達の男の子二人と。
だけど、男の子二人は私を置いてどこかへ行っちゃった。
いつものことだから、別にいいけどー。踊り疲れて休んでたところにあなたが話しかけてきたのよ。」
なるほど、日本だったらナンパが難しいパターン。男連れは真性クラバーのため、ナンパには向かない。
だけど、この後も30分一生懸命話を続けた。
日本で住んでいる場所、日本での仕事のこと、今は旅行で遊びに来ていること、
台湾の料理が美味しいこと、台湾のクラブが楽しいこと、友人がマグロと化していること・・・。
彼女からも家族や仕事の話や今日一緒に来ている友達のことを聞く。

話をして和んだ後、「一緒に踊ろうよ」と手を引き、ダンスフロアに。
手をつないだ瞬間どんな反応をするかと思ったが、
やっぱり薄く微笑みながら嫌そうなそぶりは見せなかった。
これはいけると思っていいのか!俺のボルテージは少しずつ高まっていく。
ダンスフロアでも手をつないだまま踊る。
手のつなぎ方もいつの間にか指を絡ませる恋人つなぎになっていた。
俺は音楽に身を任せながらこの後の展開を思考する。
やっぱり、ホテルまで連れて帰りたい。それにはまずこのクラブを出なければ。
途中、一匹のマグロが未だに回遊しているのを見かけながら考える。
昨日一昨日とあのマグロは女の子に「ホテルに行こう」とはっきり言ったらしい。
ただ、今の俺のこの状況ではさすがに不自然すぎるだろう。
だから、一旦クラブに出て休むことをスージーに提案する。
「俺の友達が他のクラブに居るらしいから、一緒に行ってみない?」
俺の言っていることが伝わったかどうかかなり不安だったが、とりあえずOKの返事をもらい、外へと向かう。
外で立ち話をして頃合いを見てホテルに連れ帰るつもりだった。
この時点で2時。良い時間だ。
スージーの手を離さないまま、出口へ向かう。すると、マグロの人とすれ違う。
俺は2時の待ち合わせをすっかり忘れていた。
(携帯がつながらないので、一度2時に入口に集合しようということになっていた・・・)
御子柴さんは俺を完全にシカトし、どこかへと消えようとしている。
慌てて制止すると、「話しかけてくれるな」とばかりに睨みつけ、
実際「なんで話しかけてくるんですか?僕は無視してうまくやってください。」と言う。
彼女には「友達が他のクラブにいる」と言った手前、
御子柴さん(友達)がここにいたら話がおかしくなると思い、
御子柴さんに通訳をお願いする。「一旦クラブを出て外で休もう。」と伝えてくれと。
彼女は「OK」と一応言うが、御子柴さんも「?」、彼女も「?」、
二人してよく分からない状況になっており、ただ、混乱に乗じて外に出ることに成功した。

LAVAを出て、コンビニでペットボトルのお茶を二人で買って、
LAVAが入っているモールの入口の広間に二人で腰かける。
周りはクラブに疲れた若者たちがタムロしている。
台湾のクラブは再入場可だから、こうやって中と外を行き来できる。
クラブで立ちっぱなしで疲れたなら外で休むことが可能。
そんな周りに人がいる中でスージーの手を取りながら、クラブの中でした話を続ける。
ここなら、クラブの音に邪魔されずゆっくり話が出来そう。

一日目に九份に行ったこと、九份が日本映画の「千と千尋の神隠し」で有名なこと、
龍山寺の美しさに感動したこと、スージーの美しさにも感動したこと、
昨日Luxyに行ったこと、Luxy Girlが可愛かったこと、今日会ったスージーの笑顔も可愛かったこと、
そして、友人が今もマグロと化して泳ぎ続けているだろうこと・・・。

何かにつけて彼女を褒めるのを俺は忘れなかった。
スージーが照れながら「そんなことない」と言うのが俺の心をくすぐった。
俺は次第に彼女に引き込まれ、もっと彼女のことを知りたいと思ったし、あわよくば一緒に寝たいと思った。
彼女の気持ちは正直分からないが、俺の話を飽きもせず長い間聞いてくれるし、
彼女も自分の友達や家族のこと、仕事のことを英語のあまり分からない俺に必死に伝えようとしてくれる。
食いつきという言葉は適切ではないが、多少は刺さっている気がしないでもない。
だから、正直にこの後も一緒に居たいと申し出た。
だけど、彼女は言う。今日は友達と来ているから一緒には行けないと・・・。

俺の戦いは潔いくらいスパッと幕を閉じた。
時間は3時半、気付いたらクラブを出て1時間半も経っていた。
やっぱり俺の力では即は無理だった。
和むところまでは行ったがもうひと押しが足りなかったようだ。頑張ってみたんだけどなぁ。
まだ日が昇る時間には早いが、空を見上げると少しずつ暗さが薄れていく。
冷たい空気を思い切り吸い込んだ時、六本木でナンパに失敗して帰る朝を思い出していた。
場所がどこでもこの味は同じだ。
モヤモヤした自分の心とは裏腹に澄んだ空気が妙に美味しく、いつも俺の心を溶かしていく。
これが自分の実力だから仕方ない。悔しいが完敗だ。

彼女は座りながら俺の肩に顔を乗せ、ウトウトし始める。
勝負には負けたが、台湾女子の可愛い寝顔を見れたから良しとしよう。
敗北を認めたら、少し気持ちが晴れた。

すると、どこぞのマグロが回遊を終えて、LAVAから出てきた。
足取りは軽やかに、そして若干バカにした笑い顔で、遠くからこちらをジロジロ見ている。
恐らく俺達の様子が気になるのだろう。
「ダメだった」と伝えたかったが、彼女が俺の肩で寝ている手前、ここからは動けない。
その様子を見た御子柴さんは完全に勘違いして、親指を思い切り立てながら去って行った。
いや、違うんだけど・・・。

数分後、スージーが起きだす。「ちょっと寝ちゃったみたい。ごめんね。」
「Ryuと一緒に居ると落ち着くね。」寝ぼけた顔で言ってくれるのが嬉しい。
だけど、俺は負けた男だ。そろそろ別れを言わなきゃ。
御子柴さんを追いかけて、作り笑顔で「ダメでした!」と元気よく言おう。
御子柴さんは自分だけ女の子がいいことがあったことにきっと引け目を感じるだろうから。
本音は悔しいけど、御子柴さんに気付かれないようにしないと。

色々考えていると、スージーは言う。
「Ryuは明日まで台北に居るんでしょ?今日ご飯食べに行こうよ。」
「昼間は仕事があるけど、夜が空いてる。Ryuは?」

勿論空いていると答える。突然の彼女からの誘いに驚きを隠せない。
これは所謂デート・・・ということか?

また連絡するということでLINEのIDを交換。
タイミングよく、友達の男の子二人が現れ、お別れ。
男の子二人に挟まれて帰っていく後姿をボーっと見ていると、
スージーが振り向いて手を振ってくれる。
俺はあまりの急展開に茫然とし、その場に立ち尽くした。
少しだけ可能性が残っている・・・。

不甲斐ないことに、残念ながら女の子を持ち帰ることができなかった。
所謂「即」れなかった。そして、意思疎通の難しい女性との「準即」狙いのアポになった。
あまりにハードルが高すぎる。可能性はとてつもなく低い。

ただ、全てをあきらめていた地獄に垂らされた糸を俺は掴んだ。
果たして俺は天国に行けるのか・・・。

既に御子柴さんが帰っているだろうホテルに一人で戻り、
御子柴さんの部屋の前で合掌をして部屋に戻る。
御子柴さんは応援してくれていたし、俺の報告を心待ちにしていたから非常に申し訳なかった。
あとちょっとだった・・・この思いがどうしてもぬぐえない。
スージーは俺に気があるようだったし、強引にでも引っ張ってくればよかったか。
彼女ならそれを受け入れてくれそうな気がした。だけど、品の無い強引さは嫌いだ。
日本で女遊びをしてきた俺だけど、さすがに女性に対して失礼なことはしない。
そういった点では御子柴さんと考えが似ているところで、
今回もこうやって旅行に行くくらいの距離感に彼がいるのも
女性に対するスタンスが似通っているからだと思っている。

先ほどのクラブでのスージーとのやり取りを考えると、なんとももどかしい。
オールしたのにとても寝る気にはならない。
気晴らしにテレビをつけてみると、現地のオーディション番組が放送されている。
おばちゃんが歌謡曲を歌いあげているが、右側に書かれている言葉を見て衝撃を受けた。
BlogPaint
「即失敗」・・・。
えーえー、失敗したさ。何が悪い。
俺を嘲るように「即」(女の子と出会った後すぐに関係を持つ事)に「失敗」という文字が映し出されている。

胸糞悪い気分になったので、テレビを消し、
白く皺のないピンと張った清潔感のあるシートに身を横たえ、毛布を頭からかぶる。
このベッドにスージーと寝るはずだったのに・・・。
悔しさでいっぱいだ。
だけど、逆転の余地が全くないわけではない。
明日になったら御子柴さんに相談してみよう。
あの人なら奇策を持っているはずだ・・・。

台湾滞在4日目昼~夜 @台北市内 

昼過ぎにLINEで御子柴さんから連絡が入る。
「そろそろ出かけますか?」
この日は故宮博物館と士林夜市をまわる予定だった。
御子柴さんの部屋を訪ねると、
変態ニヤケ男がこの上なくニヤニヤしながら「昨日はどうでした?」と聞いてくる。
なんだか腹が立ったけど、正直に「いやー、ダメでしたね・・・。」と答えると、
変態ニヤケ男はかなり衝撃を受け、
「えっ!なんかうまくいきそうだったじゃないですか。え?なんで?」
俺は顛末を説明する。
御子柴さんは話を聞き、変態ニヤケ男から変態ショボーン男になり、
俺の残念な気持ちを共有してくれた。
変態には違いないが、意外に情に厚い男なのだ。
しかし、まだ今日もう一度会うことになるかもしれないと伝えると、
晴れやかにパーッとした表情になり、一気にまくしたてる。
「一体いつ会うんだ?今からか?夜か?」
「どこで会うんだ?レストランか?カフェか?バーか?」
「僕と出かけてる場合じゃない。用意をしなけりゃ。」
「なんなら僕もそのアポに行こう。」と錯乱し始めたので止めておいた。

御子柴さんと故宮博物館に向かう。
行く途中に、スージーに連絡し、本当に今日会えるかどうか確認する。
英語が不自由なので、携帯の翻訳アプリを使って日本語を中国語に変換した文章と、
日本語を英語に変換した文章を併記してLINEする。
基本、クラブで会った子との連絡は台湾でも変わらない。
「昨日は一緒に居てくれてありがとう。とても楽しかったよ。」
既読のマークがすぐに表示され、返答を待つ。
LINEする→既読のマーク表示→「おっ!読んだ」→全然返事来ない。
→やっぱりダメだったかー。のパターンにならないように祈る。
数分後、「こちらこそありがとう。私も楽しかった!」との返答。
第一関門突破。既読無視というのも十分に考えられるのだから。
早速、昨日言ってた食事の件を打診したかったが、
焦りは禁物と何気ないやりとりを。
それにしてもこの翻訳アプリは気を遣う。
スージーから送られてくる中国語も、読み取れないくらいに文法がめちゃくちゃな日本語に変換されてるし、
こちらの意図が伝わるか非常に心配になる。
だから、「それってマジ面白いね~(^ ^)」という言葉も
敢えて「それは本当に面白いことですね。」といった具合に、
アプリの頭の悪さ(翻訳機能の不正確さ)を計算した言葉を作り上げる。
せっかくのチャンスを不意にするわけにはいかない。
何かの間違いで変な下ネタとかに訳されたらたまらない。

故宮博物館は世界四大博物館に数えられている有名観光スポットのため、
無料Wi-Fiがつながり、LINEでのやり取りが可能だったのがありがたかった。
なんとか19時から会おうということになったので、御子柴さんに報告する。
御子柴さんは俺の携帯をチラ見し、
「スージーは竜さんに気があるようですね。」と言う。
確かに昨日の会話は勿論、このLINEのやり取りも俺を真似て、
中国語+日本の二か国語でメッセージを送ってくれる。
きっと俺と同じように言語変換アプリを使っているのだろう。
「普通女の子はそこまでしませんよ。
気があるからそんな面倒なことしてくれるんじゃないですかねぇ。」
期待感溢れる言葉をくれる御子柴さん。コイツ、たまにはいいこと言うな。

その後も士林夜市に出かけるが正直気が気でないため、観光に身が入らない。
結局、台北最大の夜市で何も食べることなく、何も買うことなく、後にする。
この時点で17時過ぎ、一度ホテルに帰ってシャワーを浴びて、アポに備えたい。
御子柴さんとタクシーに乗り込む。
(このタクシーが不運で、運転手は全く道が分からない素人で
御子柴さんと俺で指さしをしながらホテルまで運転することになった。)

ホテルに着き、時間もギリギリになってしまったが、シャワーくらい浴びる時間はあるだろう。
部屋に入る時、御子柴さんに「女の子に会う前に僕の部屋に立ち寄ってくれませんか?」
「渡したいものがあるんです・・・。」と言う。
何か特別な秘密兵器でもあるのだろうか。

俺は根拠のない御子柴さんのニヤケ顔を頼もしく感じ、
シャワーを浴びた後、御子柴さんの部屋をノックするのだった・・・。

(つづく)
 
↓相方の準則奮闘記第二弾でした。試合はもつれて延長戦へ。
もう少しだけ話は続きます。乞うご期待です。
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ナンパあんてな 


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2014年01月19日

今回からは男性向けのナンパ記事。
台湾のクラブでどうやったら女性を口説けるのか、
短期の旅行で女性をどうやっておとすのかについては割と参考になるのではないかと思っている。

台湾に4泊5日で行って、4夜連続でクラブに行くという、
傍から見たら、アホか!っていう行動を取ったわけだけど、
僕にとってこのブログに書くためのネタ探しという理由は置いておいても、
本気で台湾女性と戯れたかったら、これくらいのことはやって当然だと思う。
ナンパは「運」の要素と「技術」の要素に別れていて、
技術が無くてもビギナーズラックなんかでうまくいくこともある。
技術があれば、頭で考えて論理的に動くことができるし、
スポーツのように体が動きを覚えていることもある。
「運」の要素は天に任せるしかないけど、「技術」の要素は自分で勉強していく他ない。
個人的には、この「運」と「技術」の比率は「麻雀」と同じくらいだと思っている。
(同じ机上のゲームとしての将棋や囲碁・チェスは技術の要素がはるかに大きい)
技術が運(確率)を押し上げる点も酷似している。
どちらにせよ、ナンパスキルを上げるには経験値が必要で、
それにはやっぱり何度もトライが必要だと思う。
「クラブに行く回数」「女性に声をかける回数」「女性と会話する回数」・・・
「数打ちゃ当たる」っていうことも「運を引き寄せるのも行動しなけりゃ始まらない」ってことも勿論だけれど、
野球やテニスで素振りを何回もするように、
難解な数学の問題を何度も解くように、反復練習は自己鍛錬に他ならない。
だから、4日連続でクラブに行くというバカげた行動も
ナンパをする上では決してバカには出来ない。
台湾においてクラブと言う場がどういう場所なのかを理解し、
日本のクラブとどう違うのか、
台湾女性の行動傾向や男性の女性への接し方を見たり、
自分でも声をかけてどんな反応を示すのか、
そうやって自分の中で事例を増やしていき、頭の中でまとめて次の女性への対策を考えていくのが本筋。

僕はたまたま第一夜・第二夜と女性と奇跡的に夜を過ごしたわけだけど、
どちらも運の要素に左右されていて、
偶然にも相手が日本好きだったり、相手が財布を無くして行く場所がなくなったりって
そんなたまたま僕に食いつくような、僕の泊まっているホテルについてくるような理由を与えることになった。
そういう意味では経験値を稼いで自分がレベルアップしたわけではなくて、
本当にラッキーパンチを連発してしまったという言葉が正しいと思う。

ちょっと前置きが長くなってしまったけど、ここからは僕と台湾に行った竜さんのお話。
第一夜・第二夜と僕が女の子を持ち帰り、取り残されてしまった彼は
「Fuck!Mikoshiba!!」と僕を心の中で憎しみ、
クラブからホテルに帰る道すがら僕を呪い殺そうとした。
いやいや、冗談、彼はそういった人間で無くて真っすぐな人だから、
どちらかと言えば羨望とか嫉妬というよりも不甲斐なさを感じていたと思う。

ということで、既に僕視点で書いた台湾三日目の夜(クラブ日記No.110・No.111)を
相方竜さんの視点でどうぞ。

9月某土曜日(台湾滞在3日目) 24時 @LAVA  from side-Dragon
IMG_0462
一つ目のクラブSparkを後にし、御子柴さんとLAVAに向かう。
この日はクラブに行く前もクラブ内でも酒を飲み、テンションは高め。
テキーラもひっかけていい感じだ。ただ、どこかで焦りを感じていた。
今日で台湾も第三夜目。明日も残されてはいるが、日曜日の夜のため、期待はできない。
明日は盛り上がってる保証もないし、最悪人がいないかもしれない。
ナンパを成功させるためには今日しかない。
第一夜と第二夜は御子柴の野郎に色んなクラブに連れまわされ、
一つのクラブで集中してナンパをしたい俺にとっては迷惑千万。
しかも、チャチャッと持ち帰ってなんか腹立つわー。
ただ、御子柴さんのあのつかみどころのないあっけらかんとした顔を見てると
しきりに怒る気も失せてくるんだよなぁ。
しかも、自分が許せないのも事実。
やっぱり英語が話せないことに非常にビハインドを感じる。
ビビって声掛け数も減らしてしまったのも良くない。
生粋の純日本人として過ごしてきた俺は一度も海外旅行に行ったことがないくらい、
海外には興味ない。仕事でもおおよそ英語を使うことがない。
学生の時の英語の成績は中の中。
「How are you?」と聞かれれば、「I'm fine,thank you.And you?」と答えられるが、
その後の会話はきっと続かないだろう。教科書の中のKumiとKenがうらやましいレベル。
でも、今更英語が突然上達しないし、台湾人をナンパするには
片言の英語と片言の日本語で会話するしかない。(酒を飲み過ぎると日本語も危うく・・・)
また、御子柴さんからアドバイスをもらった、
「ダンスフロアで踊った方が会話しないでボディランゲージが可能」という言葉を信じ、
LAVAではそれを実行することにしていた。

まずはLAVAに入場し、御子柴さんとクラブ内をウロウロ。
一周すると、御子柴さんは無表情で黙り込み何事かを考えているようだ。
どうせ、ブログにどう書こうかと考えているのだろう。
旅行中も始終こんな感じで時々フリーズしていることがままあり、
俺は「どうしたのだろう?」と心配になるのだが、
「読み込み」が終了するとしっかりと起動するので旅行の後半はもう放っておいた。
お互い箱の様子が分かったところで、とりあえず2時まで自由行動ということにする。
携帯がつながらない俺達は待ち合わせ時間と場所を決めて、
もしナンパが続行可能ならばこの箱にとどまるし、
上手くいかなければ御子柴さんが二日連続で女の子を持ち帰ったbabe18に移動することにしていた。
御子柴さんはそのままダンスフロアへ突撃していったが、
俺はもう一杯ビールでも飲むことにする。
いつも御子柴さんとクラブに行くときは、シラフなのによくナンパできるなぁと感心する。
彼に言わせれば、酒が飲めないから仕方がないとのことだが、
酒を飲んで勢いをつけなければ恥ずかしくて到底ナンパなんてできない。
ビールを飲みながら箱を観察する。
土曜の夜だけあって、かなりの人が入っている。
バーカウンターもダンスフロアもすし詰めとは言わないまでもその一歩手前。
男女の比率も悪くない。そこかしこから日本語も聞こえてくるし、
案外日本人をナンパできるかもしれない。
IMG_0448

一杯飲んでダンスフロアへ。
あまりダンスフロアで踊ったことが無いが、それでも周りの人間に合わせて体を動かす。
日本も台湾も変わらず、「クラブで踊る」と言っても「体を軽くリズムに乗せて動かす」レベルだ。
一人だって激しいブレイクダンスやロボットダンスをしてはいない。
まずは、可愛らしい二人の大学生風に声をかけてみる。
「晩上好!」(こんばんは!)
すると、ステキな笑顔で対応してくれる。
二人で「またナンパされちゃった~」と言い合っている。
えっ!日本語じゃん・・・。
「日本人?」そう言うと、びっくりした顔で「なんだ、日本人か~。」
おかげさまで話すきっかけができた。
2泊3日の最終日で明日の朝台湾発の飛行機に乗るという。
今日は夜通しオールでそのまま空港に向かうとのこと。
大学4年生で、週末時間を作って遊びに来たという。
御子柴さんがいれば、2対2で対応できたのだが、1対2は分が悪い。
女の子も察したのか「友達はどこにいるの?」と聞いてくるし。
「どこかで台湾人とイチャイチャしてるんじゃないかなぁ。」
この言葉の返答でナンパに対する耐性を測ってみる。
「いやらしー」と笑いながら言う。ナンパに否定的ではない、ナンパしても大丈夫なタイプのようだ。
むしろ、ナンパもされ慣れてる感じだ。
ただ、この二人を切り離すのは苦労するだろうし、
明日帰ってしまうのであれば、持ち帰りは厳しいと考え、連絡先だけ聞いておく。
日本に帰ってから連絡してみよう。
「友達探しに行くね。あんまり飲み過ぎないように楽しんでね!」
こんな言葉を去り際に残し、ダンスフロアに背を向け、バーカウンターに歩き出した。

この時、まだ俺は奇跡的な運命ともいうべき女の子に出会うとは夢にも思っていなかった・・・。
甘く切ない恋の予感。女の子が飲むカクテルのように舌がしびれる感覚を味わうことになるのはこの数分後のこと・・・。

(つづく)

↓今までは自分視点でこのブログを書いてきましたが、試しに変えてみました。
僕の文章を書く練習です。
今回は相方竜さんのナンパ奮闘記第一弾。続きをお楽しみに。


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