レベルズ

2017年04月30日

タイ・バンコク一日目、木曜日夜。

タイで夜遊びをするにあたって、所謂クラバーが遊ぶにふさわしい場所なのか、
行く前はさっぱり見当もつかなかった。
やはり東南アジアのクラブには売春の側面があって、
クラブ内が売買の交渉場となっているのは否定できない訳で、
実際ベトナムに行った時もがっかりさせられた場所も多かった。

かっこつけとかではなく、女性を買うことが好きではないので、
売春はするつもりはないけど、それはそれでタイのクラブについて知りたかった。
そのための同行者の竜さんがいるわけで、
彼はタイの風俗が大好きな会社の先輩や自分でネットで念入りに調べて、準備していた。
売春やナンパは彼に任せて後でヒアリングしようと思っていたが、
一軒目のクラブでそんな彼と小競り合いになってしまった。

2月某日木曜日 23時 @クライマックス・レベルズ

数時間前にタイ料理で腹ごしらえをして、
ホテルに戻ってシャワーを浴び、24時前に出動した。

クラブに向かう道すがら竜さんに話をする。

これから、台湾旅と同様毎日夜は遊びに出ますが、昼間は普通に観光したいので、
朝集合時間に来なかったら勝手に行動しますよと。
竜さんは基本的にマイペースで、台湾での旅行中疲れたからと一日寝てたことがあったり、
夜の街以外には興味がなく、昼のスケジュールは僕任せなので、
念押しで、置いていきますからね!と言っておく。

この時はアハハと一笑に付していたが、案の定、こちらがヤキモキさせられたのだ。

この日、まずはバンコクで超大型クラブと言われる「ONYX」「ODESSEY」などが
位置するRCAエリアに向かったが、
事前情報では、どうやらTHE・クラブの場所だけあって、週末でない木曜は閑散としていた。
クラブ自体はオープンしていました。
※週末行ってみたら超盛り上がっていたので、やはり平日に行くのは間違っていたようだ。

そんなわけで、自分たちのホテルのある近くにタクシーで戻ってきて、
ナーナー駅近く、スクンビットソイ11にある、
大型ホテル「アンバサダーホテル」に向かった。
ホテルの地下にあるクラブということだが、なかなか分かりにくい。
地下駐車場に入り口があり、そこから入場する。

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入口で250バーツを支払う。
謎のシステムだが、200バーツが正式料金、50バーツがチップということらしい。
チップの意味が分からない。誰へのチップなのかが。
ただ、払えと言われるので払ったが。
この辺りの不可解な感じが東南アジア的で仕方ないと思う反面、
納得がいかないから不愉快でもある。

クラブ自体はそこまで大きくない。
クラブの前方にはステージがあり、生バンドが演奏されている。
ボーカルが自前では無い洋楽の何かを歌っている。
ライブにかなり近い。
この日の出演者は器用な感じで、なんでも弾くしなんでも歌う。
バンド演奏なので、クラブっぽい曲とは微妙にずれてるし、
エレキトロニックな感じは一切ない。

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ステージ前にはスペースがあって、
その後ろは背の高いテーブルとイスが並べられていた。
一番後ろにバー。

お客はかなり入っていて、旅行中の白人がほとんどを占めていたように思う。
日本人含め外国人としてのアジア人がいない。
残りはタイ人女性が多くいたが、どうみても売春婦である。
ネット上の情報によると、2時を過ぎると、ゴーゴーバーなどで働く女性が、
ここに流れてきてさらに混みあうらしい。

そんな中、竜さんと小競り合いになる。
こんなに女性がいるのに、御子柴さんはなぜナンパしないのかと。

タイに来る前に竜さんにはしっかりと伝えたつもりだった。
悪いけど、もうナンパは卒業してるし、風俗も嫌いだから、
女性とそういう関係になる部分は竜さんに任せるから話だけ聞かせてくれと。

どうやら、僕の発言はフリだと思っていたようで、
ナンパをしないとかありえない、タイに来た意味がないと散々罵られる。
酒も入って気持ちが大きくなっているのか、僕はナンパしますから!と
どこかに消えてしまった。

竜さんには申し訳ないことをしたかなという気持ちになる。
元々は一緒にナンパしてきた相方だし、
その部分で気が合って仲良くしているわけだし。
でも、僕は結婚することになって、もうそういうのは結構だ。

30分後、クラブ自体は盛り上がったり落ち着いたり、
でも、僕が求めているクラブ感とは違ってライブハウスに近い感じだ。
売春婦もたまに声をかけてくる。

そろそろ別のクラブに行こうかと思い、クラブ内を一周し竜さんに遭遇すると、
そこには三人の女性を従えた竜さんが陽気に酒を飲んでいた。

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さっきまで僕に怒っていたのはもう忘れたのか、
「御子柴さん!今日は入れ食いッスよ。
一人に声をかけたら、その後も二人から言い寄られました!」
かなりの興奮状態である。

うーん、売春婦だからなー。
そりゃ寄ってくると思うけど・・・。

ニコニコ顔で小脇に女性を抱え込んでいる竜さんは
呆れてツッコめない僕の耳元でそっと囁く。
「今日、持ち帰れるかもしれないです・・・グフフ。」

持ち帰「れる」ってなんやねん。
そっかぁ、持ち帰るかー。売春婦を持ち帰るかー。
まぁ、いいんじゃないかなー。竜さんはそれを求めてタイに来たんだし。

そんなわけだったので、竜さんには、
他のクラブを見に行きたいから行ってきますと許可をとって外に出る。

早速別行動になってしまったが、
爽やかに「いってらっしゃーい」と送り出されたし、
小競り合いもあったのにご機嫌が直っていたので、僕としてはホッとした。

時間は1時くらい、同じくソイ11通りにある、別のクラブ「レベルズ」に向かう。
正式名称は「Levels club &Lounge」。

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オシャレな建物内にあり、エレベーターでクラブのある階に向かう。
どうやらエントランスフリーの様子。

この日は旧正月だったからか、
「CHINESE NEW YEAR PARTY」という名前のイベントで、
ウェイターが全員チャイナドレスだったり、中国っぽい提灯が飾られていた。

クラブとしてはかなり洗練されていてとにかく綺麗だった。
屋外テラスもあり、バーや飲み屋が多いソイ11通りを一望できました。
そんなに大きくない箱ですが、屋外テラス近くはバーラウンジ・屋内はサイドにVIP席、
中央部に円形のバーカウンターとDJブースがありました。
音楽はEDMが多かった気がします。
先ほどのクライマックスとは違い、DJブース前は踊っている人が多かったです。
ちなみに、ここも白人ばかりでした。あと、売春婦は居ません。

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ここでは1時間くらい過ごし、帰りがけにソイ11通りをゆっくり歩きながら、
ホテルまで歩いて帰りました。

ナーナー駅は旅行客も多く夜のお店も多いので、活気があります。
また、夜でも人がいて、治安がいいという言い方はおかしいんでしょうけど、
逆に安心感はありました。

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一日目の夜はこんな感じで終わっていきます。
一軒目と二軒目で様子がガラリと変わりましたが、
やっぱりというか売春の匂いがするかしないかといった部分が
大きく関わっているのを感じました。

ちなみに・・・

次の朝、竜さんとホテルのロビーに待ち合わせ予定でしたが、
いつまでたっても来ないし、連絡もつかないので、
二日目にして別行動となりました。

後で事情を聞くと、彼はおかしなことを言うのです。

「いやー、朝起きれなくてすみません。女の子と一緒にいて・・・。」
「昨日、クライマックスですごくモテたんですけど、
一番可愛い子とホテルに戻ってきたんですよ。」
「でもね、朝起きたらお金くれって言うんです!
これって、おかしくないですか?あまりにしつこかったんで渡しましたけど。」
「まるで売春じゃないですか!どう思います?御子柴さん!」

一つ言えることは、竜さんが約束をすっぽかしても、
決して嫌いにならないのはそういうところなんだよなーと思いました。
「今日、持ち帰『れるかも』しれないです・・・」
変な言い回しするなーとは感じたのはそういうことだったんですね。

まだまだこんなの序の口で、
タイ滞在中、竜さんはずっと天然ボケをかましていたのでした。



00:30│コメント(3)このエントリーをはてなブックマークに追加