2014年09月27日

9/27(土)・28(日)、お台場で「ULTRA JAPAN」が開催されている。
音楽好き、特にEDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)好きなにはたまらない、夢の祭典。

1998年から毎年マイアミで開催されているモンスターパーティーで
2013年に15周年を迎え、この年は6日間で33万人を動員した。
世界中のDJ達が出演を熱望し、実際多くの有名なDJ達が連日観客たちを魅了する。
今までに、2007年からスペイン(イビサ島)、2008年からブラジル(サンパウロ)、2012年からアルゼンチン(ブエノスアイレス)・韓国(ソウル)、2013年からチリ(サンティアゴ)・クロアチア(フヴァル島)で開催。
そして、ついには日本で開催されることになった。

同種のEDMフェスはいくつかあり、
ラスベガスの「Electric Daisy Carnival」、インド・ゴアの「Sunburn」、オーストラリアの「Stereosonic」、
そして、最も有名なベルギーの「Tomorrowland」は2014年に10周年を迎えた。
Tomorrowlandは、運営元の「ID&T」がEDMイベント・プロモーション最大手と言われる
SFX」に2013年に買収されたこともあり、
「TomorrowWorld」としてアメリカ・アトランタでも同フェスを開催するようになっている。
ちなみに、同じ「ID&T」が運営するイベントに「Sensation」があり、これは韓国・台湾・タイで開催済。

こんな感じで世界を席巻しているEDMフェスだが、多くの日本人にはピンとこない。
っていうか、正直なところ、EDMは一部の人が好きなだけで日本ではあまり流行っていない。

個人的に、流行らない理由は二つあると思っている。
一つはクラブミュージックの一ジャンルであるEDMを流すクラブそのものに関わる人数が少ないこと。
総人口に対するクラバー人口が日本は少ないと思う。
それは台湾や韓国のクラブに行ってみてそう感じた。
裾野が狭いからEDMというジャンルがなかなか浸透しない。
もう少し付け加えると、日本におけるクラブの役割の比重が「出会い(ナンパ)」や「酒場(飲み)」に偏り過ぎて、
クラブでDJのかける「音楽を楽しむ」「踊る」という項目の優先度が各国に比べて低いことも影響していると思う。

もう一つは日本独自のEDMのヒット曲が生まれないこと。
日本の音楽業界は現在アイドルポップスに占領されてしまっている。
年間のシングルランキングはトップ10が「嵐」と「AKB48」で独占してたり。
そんな中では「鼻歌で口ずさめる分かり易いメロディや歌詞」が受けている。
日本では洋楽のシングルが日本のヒットチャートに入ってくることは稀だし、
日本人アーティストにEDMを提供する人がいないので、
EDMを知らない人が知るきっかけすらないのが現状。
実は「モーニング娘。」をプロデュースするつんく♂や「AKBグループ」をプロデュースする秋元康は、
彼女たちが発表する楽曲の中にチョコチョコEDMの要素を入れ込んでくるのだが、
大ヒットしないし、やっぱり一般人まで浸透していかない。

モーニング娘。はEDM色を強めたことで一時の低迷から復活したんだけど、
そういうことを知ってるのはやはりファンを中心とした一部の人たち、
ちなみに曲は「One・Two・Three」「ブレインストーミング」辺りから路線変更して、
割と最近の「時空を超え宇宙を超え」「Password is 0」なんかは
素人の僕が聞いても質のいいEDMに仕上がっていると思う。

※実際、このピアノとバイオリンの旋律で作られたサウンドはただのEDMでは片づけられないでしょ。
元・モー娘。オタの贔屓目が若干入っちゃうかもしらんけど、音がクリーンで美しくないですか?

AKB48の「UZA」、NMB48の「カモネギックス」もEDMにかなり近いと言っていいと思う。
(ちなみに、二曲は同じ作曲家が手掛けている)

※「UZA」は通常のPVの方が雰囲気あるんですが、上記はダンスver。
話ズレるけど、これ見てるとAKBメンバー内のダンスの上手さの序列が見えてくるっていう・・・。
峯岸みなみ・大島優子・板野友美・山本彩・渡辺美優紀あたりが上手。
実はこの曲、前田敦子卒業後の初シングルで渡辺麻友がセンターだったのに、
ダンスが下手だったので、「大島優子」と「松井珠理奈」のWセンターに変えられた逸話あり。

EDMに一番近いのは中田ヤスタカプロデュースの「Perfume」と「きゃりーぱみゅぱみゅ」なんだけど、
「Perfume」はテクノポップ、「きゃりーぱみゅぱみゅ」はエレクトロで微妙に違うらしい。
ここらは非常に曖昧で僕には区別がつかない。

そんなわけで、今回のULTRAだってアジアの開催では韓国に遅れをとってしまっている。
僕としては、このULTRA JAPANを機会にEDMというジャンルの知名度が上がればいいなと思っている。

そんなULTRAが日本に上陸することが決定して小躍りしていたんだけど、
Hardwellがヘッドライナーとして発表されてから、全然音沙汰無かった。
というのも、上記の「Tomollowland」がアトランタで同日(9/26・27・28)に開催されることになり、
出演者を引っ張りあうことになってしまったから。
残念ながら、引っ張り合って日本のULTRAは負けてしまったと言っていい。
だけど、体裁を保つ程度のメンバーは来日が決定し、ホッとしたファンも多いと思う。
どういう原理が働いたかは分からないが、TomorrowlandよりULTRA JAPANを選んでくれたDJに感謝。

ちなみに、一応羅列しておくと・・・

【ULTRA JAPAN】

・AFROJACK(アフロジャック)
・ALESSO(アレッソ)
・AXWELL ^ INGROSSO(アクスウェル・イングロッソ)
・FEDDE LE GRAND(フェッドルグランド)
・Hardwell(ハードウェル)
・KASKADE(カスケイド)
・Martin Garrix(マーティンギャリックス)
・STEVE ANGELLO(スティーブ・アンジェロ)
・W&W(ダブリューアンドダブリュー)

【Tomorrowland】

・Avicii(アヴィーチー)
・David Guetta(デビッド・ゲッタ)
・Dimitri vegas & Like mike(ディミトリ・ベガス&ライク・マイク)
・Diplo(ディプロ)
・Kaskade(カスケード)
・Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)
・Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)
・SKRILLEX(スクリレックス)
・Steve Aoki(スティーヴ・アオキ)
・Tiest(ティエスト)
・Zedd(ゼッド)

※KASKADEとMartin Garrixはダブルヘッダー。

うーん・・・どっちに行きたい?って言われたら「Tomorrowland」かな。
とはいえ、解散したSwedish House Mafiaの3人が何気に揃っているし、
ちょっと期待感はある。
日本っていうEDM番外地にこれだけ集まるってことがありがたいこと。

というわけで、なんとかチケットが取れた一日目に参加してきました。
今回チケットはソールドアウトしたんだけど、
当初第一次の販売の時には期待感の無さからそんなに販売は好調でなかったようだ。
(個人的には失敗した!早くチケット取れば良かった!)
本場のチケットは数秒で売り切れるというからすごい・・・。

9月27日(土) AM10:00  @お台場 ULTRA 特設会場

・・・続きはこれから書きます。

二日目に参加される方に雰囲気が伝わるように、写真だけアップします。

開場入口。「一日券」「二日券」でゲートが別れてました。
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犬も厳戒態勢。ULTRAの警備が出来るなんて、すごいことなんだぞ、犬!
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始まる前のメインステージ。スタッフは手持ち無沙汰で暇そう。
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バドワイザーの露店。他にも10社くらい飲料メーカーが協賛。
個人的には協賛社が見ごたえがあった。
日本のロックフェスでもこんなにアルコールメーカーが協賛しているの見たことない。
追って紹介します。

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一人目のDJが登場する直前。あんまり人がおらず、結構前で見れました。
ってか、興味がないのか全然人が入ってなくて笑った。本場でもこんな感じなのかなぁ。
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二人目(12時過ぎ)くらいの時の観客。前の方のエリアには人が入ってきた。
これでも、後ろのエリアはガラガラ。
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ステージが三ヶ所あり、ダイバシティ内の会場。
建物内なので、クラブっぽい雰囲気。この時はテクノ系の音楽でした。
IMG_3171[1]

もう一つの会場。ageHaの「box」エリアっぽい倉庫みたいな作り。
フェスの女性参加者は手前のお姉さんみたいに若干露出が高い人が多くて、
目のやりどころに困りました。
僕の場合、女の子を凝視する癖があるので、色々なところを舐めまわすように見ちゃうっていう・・・。
IMG_3143[1]

「Martin Garrix」が日本の国旗を振ってくれた。なんか嬉しい。
IMG_3239[1]

グラサン率とギャル・ギャル男率が高く、雰囲気がヤカラでした。
ちょっとこの参加者の年齢分布と系統については別途書きます。

IMG_3227[1]

ちょっと暗くなってきて、光の使い方が派手に。いい感じ。
IMG_3265[1]

最後の「Hardwell」の時。時々火が噴射され、その熱が観客席まで届いてました。
最初のDJの時には考えられない人の多さ。
午後参加・夕方参加の人が多かったってことでしょう。
まぁ、名前も知らないDJのプレイに興味が湧かないのはちょっと分かる。
IMG_3309[1]

取り急ぎ、写真だけ。詳細レポートはまた、次回。

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a>23:42│コメント(6)日記 │ このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事へのコメント

1. Posted by 片岡聡子   2014年09月28日 00:20
5 はじめまして。御子柴さんのブログ、いつも楽しく読ませていただいています。
クラブとクラブナンパに関する考察はとてもおもしろいし、勉強になります。
27日のUltra Japan 行きましたよ。私はHardwell 目当てで行きました。夕方ごろ会場入りしました。午前中はビッグサイトのツーリズムエキスポでイビサ島の情報を仕入れてました。Hardwell も Steve Angello も最高でした!この二人以外はあまり注目もしてなかったんですよ。正直。で、EDMの盛り上がりは、やっぱり日本ではイマイチですかね。私の周囲にはEDMファンはほとんどいません。やっぱり、日本人のテイストには合わないか、音楽業界の体質、クリエイターの資質によるところが大きいですね。ただ、本当に踊りたければ、EDMは最適な音楽のジャンルなんですけどね。布団でうっかり聴くと、確実に寝られなくなります。寝るときはJazzかクラシックですね。Tomorrowland 行きたいです。


2. Posted by テクノポリス   2014年09月28日 17:47
初投稿です。いつも楽しくブログを拝読しています。私はultra japanはyoutubeのライブ中継で観たんですが思っていたより観客が盛り上がっていると感じました。先ごろultraが開催されたマイアミの客にも負けてないんじゃないかなと。カメラを向けられても日本人にありがちな顔を隠したりするというようなことはせずにノリよく反応してる子も多かったです。
 日本でのクラブ文化に関しては、人気が爆発する可能性は秘めてると思うんですよね。元々J-POPでも90年代からクラブミュージックの要素は多分に取り入れられてきましたし(リスナーは気づいていないにしても)、昨今のEDMは従来のテクノ、ハウスよりもキャッチーで聴きやすくなっているので日本人にも理解がしやすくなっていますよね。現状でもある程度は、これまでクラブ音楽に興味がなかった層も惹き付けていると思います。
 ただ、クラブ文化がもっと日本に定着して欲しいと期待する半面、クラブの魅力として「非日常」というのは欠かせないものだと思いますし、あまりにも一般的になりすぎるのもどうなのかなという一抹の懸念は抱いています。難しいところですね。
3. Posted by しん   2014年10月05日 19:34
ヤスタカの記事にコメントしてた者です!

ultra、僕は行けなかったんですが、2日目のアフロジャックからYouTubeで観てました。

感想は、、行けば良かった、、!

そのくらい盛りあがってましたね。
僕も邦楽から、EDMにハマった身ですので、邦楽がもっとカッコいい音で溢れればいいのになぁーって感じてます。

SEKAI NO OWARIが15日に発売する『Dragon Night』という新曲、
ニッキーロメロがサウンドプロデュースしており、
その事については一般世間的には全く注目されないと思われますが、、
中々いい曲でしたので、
御子柴さん、チェックしといてください!

EDMはサウンドプロデュース側、DJの人達がメディア等に出て注目されないかぎり、日本では中々浸透しないと思います、、。

語りたいですがここまでにしときます(笑)
近日中に連絡させていただきます。宜しくお願いします!
4. Posted by 御子柴清麿   2014年10月07日 10:24
To:片岡さん

はじめまして。
ブログお読みいただきありがとうございます。
Ultra行かれたんですね!
同じ会場にいたんですね〜。

しかも夕方入りで、それまでイビサ情報調べてた・・・って、そのツーリズムエキスポとやらに行きたかったです。
なんかズルい!
僕にもイビサ情報下さい。

イビサに行こうと思ってるのであれば、片岡さんはクラバーですかね?
僕も含めてUltraのお客はクラバーの延長のような客層でしたね。
EDMが一般人まで浸透してない表れだったと思います。
日本舞踊や阿波踊りなんかの日本の踊りの文化からすると、EDMは合わないのかもしれません。

片岡さんは音楽詳しそうですね。
たまにコメントを書き込んでくれる女性がいますが、ちょっと系統が違う気がします。

5. Posted by 御子柴清麿   2014年10月08日 00:27
To:テクノポリスさん

書き込みありがとうございます。
テクノポリスさんはYouTubeで見られたんですね。
夕方以降は盛り上がったと言えると思いますが、それまでは案外スカスカでした。
本場マイアミに行ったことないので比べられないのですが、
お台場では観客のいないところをカメラが写してなかった感じがして、
マイアミでは開場から盛り上がるものなんだろうな、きっと。って思ったりもしました。
いつか行きたいです、マイアミ。

日本でのクラブ文化の浸透に可能性があるとのこと、詳しくお話聞きたいです。
個人的には、ちょっときついかなと思ってます。ひとえにイメージが悪すぎるってことですが。
音楽的には、テクノポリスさんがおっしゃる通り、最近は素人でも分かりやすく入っていきやすいというのは分かる気がします。
クラブ文化があまり一般化しても・・・っていうのも激しく同意します。


6. Posted by 御子柴清麿   2014年10月08日 02:37
To:しんさん

お久しぶりです。
その後彼女さんとはうまくいっていますか?

Ultraはカップルもチラホラ見られましたので、
エレクトロ好きなしんさんでしたら、
きっと楽しめたと思います。
次回開催の時はぜひ。

さて、セカオワのDLAGON NIGHTですが、
楽曲聞きました。
日本ではニッキーロメロが認知されてないんで、
これがすごいこととは皆分からないでしょうね。

個人的には世界の終わりが好きなので、
(好きな曲は「虹色の戦争」)嬉しいことです。

サウンドプロデュースだけあって、
ニッキーロメロの作曲ではないんですかね。

サビ終わりの間奏の部分はまさにEDMっぽくて好きです。
それ以外の部分はどうにかならなかったのかなぁって
ちょっと残念な気持ちに。
何度か聞いてみたらいい曲に聞こえてくるのかな・・・。

Zeddがプロデュースした安室奈美恵の曲は
流行らなかったけど、こちらは流行るといいですね。

連絡いつでもください。
お待ちしてます!!
mikoshibakiyomaro@hotmail.co.jp

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