2014年09月10日

其の一其の二では駅から飛田新地に向かい、
飛田新地の中の「料理組合」と「料亭・鯛よし百番」、
それから遊女や関係者を祀っている「慰霊碑」を訪ねたところまでを紹介。

今回は新地の中のお店の様子を。
お姉さんやお店は撮影禁止なので写真を撮っていません。
盗撮されているものがネット上に存在するので、参考になるものはリンクを貼ります。
あと、女性は不快になるかもしれないから、読まない方がいいと忠告させていただきます。
極度の男性目線で話を進めるので・・・。

まずは、新地を知らない人のために、所謂他の風俗との違いを説明しておく。
特に「ソープランド」との比較が「飛田新地」を説明するのに分かりやすいと思う。

関東の人間にはピンと来ないが、そもそも大阪にはソープランドが存在しない。
つまり、本番行為(挿入)が出来る風俗店が無い。
現代の性風俗というのは多種多様で、
有名なのはピンサロ(フェラチオ)、ヘルス(挿入なし)、ソープ(挿入あり)、この辺り。
ハードル(女性にとってはリスク)が高くなっていくにつれ、お値段の方も上がっていく仕組み。
また、ソープランドでは女の子の技術が必要で、ただ男に体を預けるだけで無くて、
オリジナルの技やテクニックで男性を愉しませる。
四十八手みたいに技に名前がつけられているものもある。
だから、美貌のみならず技量も含めて女の子の人気不人気が左右される。
こういう小手先の器用さを利用したお遊びは昔から日本人が得意とするところだと思う。
大阪にソープランドが存在しないのは
花博(国際花と緑の博覧会)の開催と関西空港の開港を理由に、
条例や当局の指導等により一斉摘発を受けて、1992年に全店廃業してしまったから。
(ちなみに、現在、関西にソープ店が残る地域は、滋賀雄琴・神戸福原の二つだけ)
それまでは本番行為が出来る店として遊郭とソープランドの二つがあったわけだけど、
片方が壊滅してしまったので、残ったのが遊郭ということ。
余談だが、大阪の遊郭は歴史が深くて、豊臣秀吉が関わっている。つまり、戦国時代から。
(秀吉が直々に作ったという説と願い出た町民に許可したという説がある)

というわけで、ソープランドと新地の共通点は「本番行為」だけど、サービス内容は大きく違う。
これは僕の考えだが、「時間」が両者の違いを説明する基本になると思う。
ソープは1時間単位・新地は10分単位のサービス。これに尽きる。
ソープで時間がかかるのは上記に説明した通り、
挿入前の前戯部分に相当の時間をかけるから。
もしくは射精の回数も1度きりで無く複数回可能だから。
逆に新地は前戯部分が無く、即挿入。1度射精したら終わり。
ソープは元々恋人気分でゆったり過ごすことも目的の一つに設定しているからというのもあると思うが、
そこに時間差が生まれている。
土地柄、関西人はせっかちでお金にうるさい人が多いから、
てっとり早く性欲を処理し、無駄なお金を発生させない(店側は回転率を上げて稼げる)
ためにそういうシステムになっているのではないかと個人的には思う。
ラブホテルも東京と大阪で休憩の時間単位違うよね?たぶん気質の違いだと思う。

伴って、ソープではお風呂やベッドが設置されたりすることでそれなりの場所も必要になる。
新地ではシャワーやお風呂が無く、「いたす」場所さえあればいい。

また、ソープも新地も本来お金の発生する性行為は違法。
新地は「料亭で仲居さんと突然恋仲になった」、
ソープは「浴場(銭湯)の個室サウナで従業員と突然恋仲になった」という解釈で、
「売春」ではないということになっている。

なんとなく、「新地」でのサービス内容が見えてきただろうか。
では次に、飛田新地がなぜ特に有名なのか?・・・大体、以下の三点だと思う。

①女の子の顔をはっきり目の前で見て相手を指名できる。
②とびっきり綺麗な女の子がいる。
③趣のある街やお店の作り。

①所謂風俗に行って、どの種類のものでも、まぁ大抵数枚の写真を見せられて、
どの子にしますか?的なやりとりがされるわけだけど、
いかんせん写真というものは全く信用できない。
それは現物とまるで違う(ひどい時にはヒト科とも思えないような)こともあり、
写真写りだったりフォトショップによる加工が施されたりしているからなんだけど、
どこに行っても現物の女の子に並んでもらって「この子!」という指名制の風俗はあまり無い。
ちなみに、写真と現物の女の子が違うことをパネルマジック(パネマジ)と呼ぶ。
見誤った時の男性の気持ちを表す「半端ねー、マジで!」の略にも思える。
そういった意味では、店の軒先に女の子が並んでいるという状態は男性からしたら夢のようだ。
ハズレが起きない訳だから。
・・・とはいえ、飛田でもより可愛く見せようと努力はしてるんだけど。

②今の時代、AVなんかを見てても「この子がAVに出演するの?」ってくらいとびきり美人の子が
いたりして驚くことがままあるわけで、
それこそ「清純派AV女優」的な矛盾(清純なのにAV??)が
生じちゃうくらいにおかしなことになっているんだけど、
それでもやっぱり皆が認めるような美貌の持ち主は風俗にはなかなかいない。
そこまで美人だとキャバクラ勤めくらいで風俗レベルの給料はもらえるので、
わざわざ体を売るところまで堕ちていかないということ。
それなのに、飛田新地にはいる。これは上記のお金の問題と仕事の簡単さだと思う。
回転率も良いので人気になれば手っ取り早く桁違いのお金が短期間で手に入る。
収入はお客からもらった料金の半分が経営者に、残り半分のうち1割がおばちゃん、
残りの9割がお姉さんのものになる。→45%が収入ってこと。
また、仕事も他の風俗と違ってキスなし・生フェラなし・ゴムはマストだから、
多少は楽なんだと思う。
後でレポートするが、タレント・アイドル・女優クラスの女性がわんさかいた。

③これは人によっては①②のおまけに過ぎないかもしれないが、
日本のどこにもみかけない、住宅街でもなくビル街でもなく田舎町でもない異空間に
魅せられる男性も多いと思う。
城下町のような整えられた街並みや行燈に灯る光は日本人の遺伝子をくすぐられる気さえする。

お店一軒一軒の作りは以下のような写真のもの(出典:gigazine.net
DSC_2922_m
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こんな感じで呼び込みのおばちゃんと女の子がセットで座っている。
おばちゃんは元々体を売っていた女の子であることも多く、飛田を熟知している。
このおばちゃんが女の子に化粧や笑い方を教えてあげたり、
呼び込みの際には「お兄ちゃん、この子可愛いやろ?」と声をかける。
プロだと、「お兄ちゃん、もう三周もしてるんだから、この子にしとき」などど
お客のことをよく見てたりもする。
見ての通り、服装は可愛らしいものが多く、露出が派手だったりする子はむしろいない。
昔ながらの花魁姿もいるはいるがどちらかと言うと普通の洋服。
ちょっと前にAKBに似せてチェック柄のスカートのような女子高生の恰好をさせていたが、
AKBに似せたという理屈は通らず、女子高生に似てるということで禁止にもなっているらしい。
割と細かく規定があるようだ。

女の子は声を発さず、ニコッと可愛く笑う。
男を勧誘するのにもしきたりがあるようで、女の子が手を振ったりおいでおいでをしたりはしない。
ついでに言うと、おばちゃんも家から出て腕を引っ張ったりはしない。
昔はOKだったが、これも禁止された。(戸口を出ての勧誘は禁止)
女の子は下からライトアップされており、夏でも冬でも戸口を空けたまま笑っている。
それはそれは大変だろうと思う。それでも冬場はエアコンをきかせるため、
電気代が相当かかると元経営者の本で読んだ。

飛田に行った男は大抵何周かまわったところで、この子と決めたお店の前で
おばちゃんと金額のやり取りをして、(青春通りの店で20分¥16000・30分¥21000くらい)
2階に上がり、ことをする。30分だったら、最初10分でお話をして、10分で挿入・射精、
残りの10分を処理と雑談と言った感じ。
最後に棒付きのキャンディを渡される。これを舐めながら新地を歩くと、
「もうお店から出てきた」人と分かるから、おばちゃんも声をかけなくなる。

DSC_3008_m
gigazine20_m

男が入っていくと二階に連れて行き、飲み物のオーダーと何分にするか聞き、
それをおばちゃんに伝えに一度一階に下り、飲み物とストップウォッチを持って上に上がる。
その間に別の女の子が軒先に並ぶ。お客がいない時でも10分くらいで交替する。
だから、ぐるぐる新地の中をまわって「あの子にしよう」とその店に行ってもいない場合があるというわけだ。
出勤の女の子は大抵1-3人らしいが、全員にお客がつくと、
上の写真みたいにもぬけの殻になってしまう。

長くなったので、一旦切ります。次回が最終回です。
楽しめましたら、以下のリンクをクリックしていただけると助かります。

みこ散歩 大阪・飛田新地編 其の四 飛田新地の概要・動画・文献紹介


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