2014年09月21日

room18
ここ最近、TBSラジオの「全国こども電話相談室」(日曜9:00~)が流行っているらしい。
流行っているというのは大袈裟だが、よく話題に上る。
その理由は「素朴な疑問よりも重たい人生相談」が増えたということでだ。

「いじめられているのに学校も親もわかってくれない、死にたい」
「両親がケンカばかりしていてつらい」とかそういった類のもの。

子供の頃の僕は割と考えなしに鼻水を垂らしていたような子だったので、
重たい悩みなんかほとんどなかったけれど、
時代のせいなのかいつの時代も変わらなく個人に拠るのか分からないが、
子どももおとなと同じように悩みながら生きているらしい。

今思い返すと、僕の悩みは「給食が食べれなくて休み時間に居残りをしなきゃならない」とか
「喧嘩をしてしまった友達と仲直りをするにはどうしたらいいか」とか大してくだらないことばかりで、
引き続き大人になってからも「金曜夕方に仕事が残ってしまい、
終電まで頑張るか、土日に出勤(して今日はクラブに行く)するか」とか
「クラブで知り合った女の子とデートの約束をダブルブッキングしてしまいどうしたらいいか」とか到底悩みとは言えないレベルで
まぁ、和田アキ子もびっくりの「NO MORE 悩み無用」の人生を送っている。



そんな僕が書いているこのブログに、たまに相談事が持ちかけられる。
「それは僕に聞くことではないから、他の誰かに聞いた方が的確な返答をもらえるだろう」と思うのだが、
折角なので、「あくまで僕の考え方だが」という注釈つきでお答えしている。

大阪在住の人が「東京旅行に行くがどこのクラブに行ったらいいか」とか
クラブ初心者の女の子が「ナンパが怖いから危なくないクラブを教えて欲しい」とか
そういった相談事というより質問だったら気兼ねなく答えられるが、
たまにガチで深刻なメッセージを送ってくる人がいる。

今回メールをくれた彼も大分深刻だった。
ちょっと面白かったので、ここに紹介する。(許可はもらってます)
このブログにも何度か書いてある通り、僕はクラブでナンパをしなくなってしまった。
だから、ナンパについて聞かれて答えることはおこがましいのだが、
相手が本気なので、真摯に回答させてもらった。
()括弧内は僕の注釈です。

≪ブログ読者iiiさんからのメール≫
表題:はじめまして。今日が台湾最終日です。
差出人:×××× (xxxxxxxxxxxxxxx@gmail.com)
送信日時:2014年8月16日 11:45:40

はじめまして。いきなりのご連絡申し訳ございません。
今、自分は台北におります。24歳、会社員です。
単刀直入になりますが、クラブで全く上手くいっておりません。
旅程的に今日がクラブ最終日です。全く上手くいく気がしません。
簡潔で全く問題ないので御子柴様のアドバイスをいただきたいです……
(※御子柴様・・・って。様づけされる人間ではないんだけどなぁ。)
長文にならないようにします。
御子柴様のブログを拝見し、熟考した上で、
一昨日、昨日で計3つのクラブ、babe18、lava、mystにいきました。
全然声が掛けれません……
昨日はようやく声かけしましたが、英語が通じず……
ブログで拝見した竜さんの最終日までに感じていらっしゃった自身に対する不甲斐なさ、
悔しさに似た感情を今、持っています。
(※台湾で僕と一緒に行った竜さんは最終日に一発逆転をした。
詳しくは→クラブ日記No.112 台湾クラブ放浪記 @LAVA from side-Dragon①)
あまりにも空気と化してしまった私はクラブから否定されているのではと思い、
外国人の男に声を掛けてしまう始末……
1日目には私の声かけ待ちの子、私をダンスに誘ってくれた子がいましたが、
結局私が積極的になれず上手くいきませんでした。
初歩的なことなんですが、女の子に自身を否定されることが怖いんだと思います。
自分から声をかけにいけません……そんなことで躓き、もがいてます。。
そんな中、最終日を迎えてしまいました。。
正直、怖くて行きたくはありません。ただ、このまま上手くいかないまま帰国するのは嫌です。
(※行きたくないんだったら、無理して行かなくてもいいのに・・・)
最初に女の子に話しかける勇気、それはどうしたら得られるでしょうか……
自分ではわかっているつもりでも、全然わかっていない気がします。。
偶然にも私が選んだホテルはアットブティックホテルです。
(※僕が台湾に行ったときに使ったホテルです。クラブに近くておススメ!)
快適ですね。利便性も素晴らしい。
こんな綺麗なホテルに二日連続一人で帰るのは悲しいものがありました。
御子柴様、お会いしたこともないのに、いきなりのメール本当にごめんなさい。
もしお時間ありましたら、簡潔で結構ですので御教授頂けますと幸甚です。
宜しくお願い致します。

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ぶっちゃけ、この手のメールはよくもらう。
大抵男性からのナンパに関する質問は二種類しかない。
①ナンパの仕方が分からない。うまくいくにはどうしたらいいかetc心構え・テクニックに関すること
②どこのクラブがナンパしやすいか、可愛い女の子はどこにいるかetcお店に関すること
だから、僕は相手の素性(年齢や職業)に合わせて答えることにしている。

台湾に行く人からもメールをもらうが、それは行く前に確認のメールだったり、
事後報告だったりして、旅行の最中にメールを送ってくる人はいない。
余程切羽詰まっていたのだろう、iiiさんは台湾滞在中にメールを送ってきた。

読めば分かる通り、なんだか深刻だ。
これは早急に返信しないと彼は日本に帰ってこないかもしれないと思い、
メールをチェックした後すぐに返信した。

表題:はじめまして。今日が台湾最終日です。
差出人:御子柴清麿(mikoshibakiyomaro@hotmail.co.jp)
送信日時:2014年8月16日 13:40:14

iiiさま
 
はじめまして。
ご連絡ありがとうございます。
 
このメールも一週間に一度くらいしか確認しないのですが、
ちょうどiiiさんが送ったタイミングでメールボックスを開きました。
iiiさんがあと10分後に送っていたら、返信は一週間後になっていたと思います。
きっと何かの縁ですね。
 
しかも緊急を要するようで、慌てて返信しています。
僕のメールが何かの参考になればいいのですが、
全てはブログに書き切ったつもりなので、
これ以上お伝えすることがあるかなぁとも思うのですが、
悲壮感すら漂うiiiさんの心情を察するに少しでもプラスになればと思います。
 
メールをもらった感じからすると、ご自分でもおっしゃっている通り。
まず、iiiさんは「ナンパ」自体にそんなに慣れてない気がします。
相手が台湾人だとか、どこのクラブでナンパするとか
そういった以前に「ナンパ」という行為に慣れてらっしゃらないので、
初歩段階でつまづいているんだと思います。
 
英語が通じず失敗したようですが、
その反面外国人の男性とお話されているようですし、
やっぱり「英語」という語学力にビハインドがあるとは思えません。
声掛け待ちの子がいたり、ダンスを誘ってくる子がいるということは
容姿に問題があるとも思えません。
 
iiiさんが自分でお気づきの通り、メンタル的な部分だけかなと思います。
 
女の子に否定されるのが怖いというのはナンパでは皆が口を揃えていうことです。
女の子の拒否に慣れてしまうと、上級者なら何とも思わなくなりますし、
僕でさえ、「チェッ(舌打ち)、少しくらい話してくれもいいのにー」
と心の中で当り散らすくらいな感じで、ダメージはそんなにありません。
 
ちょっと遠回しの言い方をしますね。
例えば、街中でティッシュやちらしを配っているバイトの女の子がiiiさんにそれらを渡そうとして
それを受け取ってくれなかったとしても、
女の子はたぶん何も思わないと思うんですよね。
iiiさんも十分後にはその女の子の顔、忘れませんか?
 
ナンパも一緒で、ましてやクラブというナンパがまかり通る場所では、
誘ってきた男の顔なんて女の子もいちいち覚えてない。
だから、iiiさんの声掛けにノッてこなかった女の子がいたとして、
その女の子の心の中には何も残らないわけです。
それなのに否定された気持ちになるというのはやっぱりおかしい。
 
さっきのバイトさんはティッシュを受け取ってもらえなかったとして、
人格を否定されたわけではない。
ティッシュがいらなかっただけ。
クラブでのナンパも、女の子が「ナンパ自体が好きじゃない」とか
「今は踊りたいからナンパは結構」とか拒否する理由もたくさんあって、
その中には「好みの男じゃなかった」っていう理由もあるとは思うけど、
それって正直分からない。
「ブサイクだな!話しかけんな」くらいに言われたら、そりゃ落ち込むけど。(僕はあります!)
だから、予想もできない拒否の理由の全責任が自分にあるわけではないので、
もう少し気楽に行ったらいいのではないでしょうか?
iiiさんが超絶イケメンでトークもうまくて金持ちで頭も良くて・・・って言う方で
とてもプライドが高ければ、女の子に拒否されたら落ち込むんでしょうけど、
そこまで完璧ではないですよね?笑
 
あと、台湾で声をかけた女の子達は、連絡先交換したセックスしたりしない限り、
一生涯永遠に会うことはないでしょう。
日本のクラブでナンパしてたら、ナンパした子にまた会っちゃうかもしれないけど。
今後会うこともない人に拒否されても、まだ恥ずかしいですか?
正直言って僕だったらどう思われてもいいです。
 
さっきも言いましたけど、もっと気を楽にしてください。
僕はたまたま台湾でうまくいきましたが、
実はほとんどの人はうまくいきません。
僕のブログを読んでくれて台湾のクラブに行った感想を教えてくれますが、
セックスに持ち込んだのは「20%」くらいの人だけです。(もっと低いかも)
日本で凄腕とされるナンパ師さんも皆失敗して帰ってきています。
元々、日本でのクラブナンパと同様そんなに簡単なことじゃないんです。
たぶん、「運」と「実力」がどちらかもしくは両方必要です。
(僕は完全にビギナーズラックでした。)
だから、iiiさんみたいにくよくよしてるのは一番まずいこと。
クラブに行きたくないとまで言っていますから、半分心折れてしまっています。
もっと「うまくいけば儲けもの」くらいの気持ちでいてください。
姿勢や発声に現れてしまいます。女の子からも小さく見られますよ。
 
あと、ここからはiiiさんと同じ立場に僕がなったとして、
セックスするために今日の夜をどう過ごすかについてです。
あくまで僕の考えなんで鵜呑みにはしないでください。
実行するには少々難儀だと思いますし。
 
今日は土曜なんで、クラブは間違いなく盛り上がります。
だから、とにかく沢山の女の子を見に行きます。
沢山の女の子に声をかけるんではなくて(それが出来たら一番いいけど)
まずは「見に行」きます。
どういうことかっていうと、クラブにいる女の子達を観察して、
「セックスできそうな子」を探します。
(最終日と言うことなんで、今日持ち帰るのを目指します。
アポ取ってデートする時間ないでしょうし)
自分と目が合う女の子、ノリよく踊っている女の子、
気が合いそうな日本人旅行者の女の子・・・
可能性としての母数を増やす作業です。
そのためにクラブのハシゴをします。
iiiさんの行かれたクラブは近いところにありますよね?
「myst」「babe18」「LAVA」の3軒と
LAVAの建物にもう一軒「room18」というクラブが入ってるはずです。(僕が行ったときは休業でした)
ここらを30分~1時間ごとくらいに回遊します。
もう一度改めて来る頃にはメンバーが変わっているので、
女性も入れ替わっているということです。(だから、新規の女性を観察できる)
お金はかかりますが、再入場はできるので。
しんどかったら、せめて「LAVA」と「babe18」の行き来をします。
沢山女の子を見てこの子いけるかな?と思ったら声かけるって感じですかね。
 
あと、一番ナンパしやすいのはブログでも書きましたが、
「babe18」のダンスフロアの中です。
「babe18」では休憩以外はずっとダンスフロアの中にいたほうがいいです。
会話必要なしに一緒に抱き合いながら踊るだけで女の子が盛り上がったりもするので。
 
・・・こんな感じでしょうか。長々と失礼しました。
以上がiiiさんからいただいた現状からアドバイスできることです。
 
繰り返しになりますが、うまくいかなくて普通です。
何も気負う必要なんかありません。
iiiさんが日本のどこに住んでいて何をされているかは分かりませんが、
行こうと思えば、連休使えば台湾はまた行けます。
だから、今回うまくいかなくても次回もあるってくらいの気持ちで
ナンパしてみてください。
 
それでは、良き台湾クラブナイトを!!
iiiさんの即に幸あれ。


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こんな感じで僕は返答した。
僕に悩み相談をしてきた方なら分かると思うが、割と長文で(ダラダラと)お返事を書く。

「しっかりと返事をくれてびっくりした」とか「無視しないんですね」とか
「長々とありがとうございます。御子柴さん暇なんですね^^」とか
色々言われるけど、折角のご縁だし、
僕のブログを読んでくれてる人と接点が持てたことが嬉しくて、
どちらかと言えばウキウキした気持ちで返事を書いている。
また、メールがきっかけでお会いして、
このブログのネタを提供してくれる人にまでなることがある。

・初めてナンパ師という人種に遭遇したnatto919さん(クラブ日記No.22
・台湾に行った竜さんを紹介してくれたりアニメ・アイドルネタを提供してくれるピカピカさん
クラブ日記No.26→日記内ではA君)

・異業種交流会という新ジャンルを教えてくれたタケさん(クラブ日記No.66
・ハプニングバーでハプニングを起こしたアイさん(クラブ日記No.130
・エレクトロとアニソンに詳しいサブカル女子しょこたん(クラブ日記No.150

これらの人は僕にアクセスをくれて仲良くさせてもらった上、ブログにまで登場してもらった人。
どんな風に転がるか分からないから、僕は連絡をくれた人を無碍にはしないことにしている。

ちなみに、その後、iiiさんから事後報告と後日談が返ってきた。

メールのやりとりをしたその夜、体調と気持ちを整え、
(iiiさんはガチで台湾のクラブにナンパしに行っており、観光は全くしてないらしい)
突入したクラブroom18にて女の子を持ち帰ったとのこと。

色々iiiさんに聞いたのですが、四苦八苦した様子が伺えます。
異国の地でナンパを頑張るというのは、まぁ、結果に結びつかないことも多いものですが、
彼は「運」も「実力」もあったということだと思います。
話は長編のストーリーで、「全御子柴が泣いた!」くらいの感動ものに仕上がっていて、
ちょっとここでは割愛しますが、ナンパとしては美しい型になっていました。

ちなみに、お持ち帰りした女の子とは次の日のデートのみならず、
日本に帰ってきてからも、台湾から日本に旅行で来たその子を案内したりと仲がいい様子・・・。
iiiさんもだいぶ本気になっているようで、ナンパというライトな形で出会ったけれど、
「お付き合い」という方向に向かっているような感じがします。
お互い幸せになれるような人に出会えるのが一番幸せなことです。
まだ正式に付き合うとも聞いていませんが、僕は応援しています。

iiiさん、もし、お付き合いして、しかも結婚することになったら、
その時は仲人として僕を結婚式に呼んでくださいね。

というわけで、台湾のクラブナンパにまつわる出来事を記事にしてみました。
こんな感じでガチトーンでも気軽な感じでもメールは返答しています。
「全国おとな相談室」の宛先はコチラ。
mikoshibakiyomaro@hotmail.co.jp

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