2014年02月14日

クラブ日記No.112から続く、ワタクシ御子柴と一緒に台湾に行った相方竜さんのナンパ奮闘記最終章。
クラブ日記No.112では、有村架純似の清純系台湾女子との出会い、そして、
No.113では女性を落とそうとあれこれ頑張った挙句「即」に失敗した話、
No.114では僕がクラトロさんのブログから仕入れた情報を元に竜さんにナンパグッズ(?)を渡した話。
そして、今回が最終回。果たして結末はどうなるのか・・・。
散々引っ張っておいて壮絶なオチが待っているのだろうと、もし期待させていたらすみません。
このブログは実話を元にしたフィクションという形で書かせてもらっているので、
まぁ、現実はこんなもんだよね・・・っていう終わり方です。がっかりさせたらごめんなさい。
だけど、「現実は小説より奇なり」。意外な方向に話は進むかも。
・・・なんて、色々煽っておいて結果はこんな感じに。それではどうぞ。

9月某日土曜日(台湾滞在四日目)夜7時 @台北101 from side-Dragon

前日夜に台北101近くのクラブLAVAでナンパをした俺は、台湾女子への声かけに成功した。
緊張するも自分なりに頑張ってホテルに連れて帰ろうとしたのはご存知の通り。
だけど、残念ながら失敗した。ただ、別れ際に女の子の方から「明日ご飯に行こう」と誘われた。
女の子の意図は分からない。2日後に日本に帰る俺と会う意味があるのか、
俺に好意を持っているのか、ただ日本人ってことだけで引きがあるのか全然読めやしない。
LINE IDを交換して次の日に連絡を取り合い、会うことになった。
リップサービスや音信不通になる可能性だって十分考えられたのに、本当に会うことになった。
正直言ってどうなるかは分からない。ただ、同行者の御子柴さんは「うまくいくかもしれませんね~。」と
何も考えていないアホ丸出しの顔で期待感を煽る。
俺の心配などどこ吹く風、「あの可愛い女の子が自分の腕の中で眠るとしたら、とても興奮しますね。」とか
「あの子の体のくびれすごかったですよね。脱がしたら相当だろうな~。」と下ネタのオンパレード。
最初は「このバカは何言ってるんだろう?」と思っていたのだが、
最終的には俺も鼻息荒く「絶対に連れ帰りますよ。」と啖呵を切った。
その御子柴さんからスージー(台湾女子のイングリッシュネーム)と会う前に呼び出され、
御子柴さんの部屋で「日本のお菓子」と「入浴剤」、そして「指さし単語帳」を手渡された。
まさか御子柴さんがこんなに用意周到に準備をしていることに驚いたし、
「最近は日本でナンパしてない」という割には「やる時は徹底的にやる」というスタンスは変わってないようだ。
俺は自分の部屋に「お菓子」と「入浴剤」を置きに帰り、「指さし単語帳」だけ持ってホテルを出た。
時間は夜7時10分前。
待ち合わせはスージーと出会ったクラブLAVAの前。俺はホテルから歩く道すがら考える。 
たぶん今日が最後のチャンスだろう。三日間クラブに行ったが特筆すべきナンパは無い。
四日目の今日、スージーとのアポで何も起こらず、その後クラブに行っても持ち帰りなんてきっとできない。
今やらずにいつやるんだ?今日こそ俺は決めてやる。
俺は静かに闘志を燃やしながら、LAVAに到着する。
スージーは既にいて、十メートル以上先から笑顔で手を振っている。
ちょっとはにかんだ笑いが彼女のウブさを感じさせる。やっぱり可愛い。
服装は花柄のワンピース、そんな無垢な少女のような格好もとても似合っている。
「今日は俺と会ってくれてありがとう。」不自由な英語でそう伝えると、
「私もRyuと会いたかったよ。」と嬉しい返答。幸先がいい。
LAVAから台北101に歩きながら、スージーは言う。
「Ryuは何が食べたい?」
当たり前だが、俺はこの近くのお店なんて一つも知らない。
相手にお任せするしかない。「スージー、君を食べたいよ。」と思ったが、
あまりに直接すぎるから言うのはやめておいた。
スージーは言う。「台北101の中だと、パスタ・ラーメン・台湾料理・点心に和食・・・」
こういう時はやはり洒落た店に入った方がいいのか、色々考えていると、
日本の店を発見する。その名は「梅光軒」。旭川ラーメンと表に書いてある。
「日本のラーメン屋ね。美味しいのかな?」スージーは興味ありげに言う。
ラーメン屋で女の子を口説く?そんなこと聞いたこと無い。
だけど、スージーは店の中を覗きながらニコニコしている。南無三、彼女の行動に委ねるか。
正直、門外漢な俺ではどこの店に入っても一緒だろう。
ここで軽くご飯を食べて、飲み直しにどこかに行って、そしてホテルに連れ帰る・・・。
非常に簡単だ。言葉だけなら。

お店に入ってカウンターに腰かけながら、周りを見渡す。
日本の店だからというよりも、台北101に入っているお店だからという理由だからだろうが、
清潔感があって、店員も元気いっぱいという感じではなく、若干のスマートさを打ち出してくる。
台湾の地場のラーメン屋よりきっとオシャレなんだろう。
カウンターでスージーと隣り合わせに座り、一つのメニュー表を二人で持ちながら見る。
中国語は読めばなんとか分かるのに、スージーが一つ一つ丁寧に説明してくれる。
「日本でも漢字っていうのがあってね。中国語も読みだけは出来るんだよ。」なんて言うのは野暮ってもんだ。
敢えて知らない振りをして「これはどういう意味なの?」「それは美味しいの?」と会話をつなぐ。
今のところ、全てはノープログラム・問題無し・モーマンタイだ。
・・・だけど、ここで悲劇は起きた。
店員に注文をしていた時、「塩ラーメンと味噌ラーメン、餃子と北海道コロッケ、
俺はビールで・・・スージーは何飲む?」という俺の問いに「私ウーロン茶!」とスージー。
えっ!お酒飲まないの?
驚く俺に「私お酒飲めないもの」と。
マジっすか・・・俺はテンションが下がるのを感じた。確かにクラブでも飲んでなかったかも。
酒を飲ませてベロンベロンに・・・というつもりは無いが、
アルコールを入れて多少の理性を飛ばしていただかないと。
ってことは、この後二軒目で飲み直すこともできないじゃん!!
さっきまでいい感じ!だと思ってたのに、早くも暗雲が立ち込めてきた。
っていうか、絶対無理だ。
日本でだって、今まで女の子と飲まないで連れ帰ったことないし・・・。
俺は早くも試合終了のホイッスルが吹かれるのを感じていた。
っていうか、早くないか?まだ会って30分も経っていない。
ちなみに、俺の注文した塩ラーメンは塩が利いていて美味しかった。
たぶん自分の涙の塩味も混ざっていたと思う。
それでも、せっかくここまで来てくれたスージーにも申し訳ないし、
その場は努めて明るく、陽気な日本人として振る舞った。
一時間ほど経ち、店内も賑やかになってきた頃、
回転率の速い店では居心地が悪くなってきたので場所を移す。
とはいっても、酒が飲めないスージーをバーや居酒屋に連れてはいけない。
だから、近くにあったスターバックスに入ってコーヒーを飲むことにした。
注文したコーヒーは日本と変わらず、ほろ苦い。今日のアポを表現する味に笑いが出る。
ラーメン屋→スターバックス→泊まっているホテル、どう考えても正常なルートではない。
このままでは普通の健全なデートで終わってしまうだろう。
何も起きず、ホテルに帰ったら御子柴さんにプッと笑われるのか・・・、
あのバカ面を思い出していた時、ふと頭をよぎる。
俺にはまだ最終兵器があるじゃないか。御子柴さんに託された一連のグッズ達。
まずは手元にある「指さし会話帳」だ。
おもむろにスージーの前で取出し、中国語を試みる。
台北101→タイペイイーリンイー
士林夜市→スーリンイエス―
龍山寺→ロンサンスー
こんな感じで地名を読みながら正しい発音を教えてもらう。
普通に楽しい。俺の下手な中国語にスージーはクスクス笑いが止まらない。
この本は非常に便利だ。
「食事」のページには台湾料理が写真入りで載っていて、
臭豆腐→チョウトウフ
蠣仔煎(牡蠣入りオムレツ)→オーアーチェン
焼餃子→クオティエ
こんな感じで読み方と一緒に書いてあり、非常に分かりやすい。
御子柴さん、これナンパ用じゃないよ・・・。普通に旅行で使うやつだよ、全く使ってなかったけど。
「仲良くなる」のページには
您(あなた)→ニン
魅力的→ヨウメイリーダ
とあったからこの二つを連続して指さしたら「やだ~」と肩をバシっと叩かれた。
前言撤回、やっぱりこれナンパ用だ。
その下に、
性感(セクシー)→シンカン
とあったのでこれまた「あなたは性感」と指さしたところ、ちょっと際ど過ぎたかと思ったが、
またしても「やだ~」と肩をバシッと叩かれた。うんうん、やっぱりこれナンパ用だな。

こんな感じでその場はとても盛り上がった。この本だけで1時間以上会話した。
急激な和みでスージーとの距離感もグッと狭まった感じだ。
だけど、そんないい雰囲気をぶち壊すように、
店員がやってきて「ここは22時で閉店です・・・。」と。
本当に水を差された感じだ。せっかくキャイキャイ騒いでいたのに。
22時という時間も家に帰るにはいい時間だ。
俺は「もうダメだな」と思いながら店を出て台北101からも離れ、
待ち合わせをしたLAVAに戻ってくる。
そして、近くのモールにあるベンチに腰かける。
そろそろ別れの時間だ。昨日もこの場所でそう思った。
だけど、昨日と違うのはスージーがちょっと帰りたく無さそうな顔をしていることだった。
「それじゃ、今日はありがとう。楽しかったよ、バイバイ。」そんな風に言ったら悲しそうな顔をするかもしれない。
そんな雰囲気だった。
もしかして、ホテルに誘えばついてくるのかもしれないが、誘い方が分からない。
あまりに「ホテルに行こう」はおかしすぎる。
御子柴さんはクラブで女の子を直接誘ったらしいが今俺が言ったら変だ。
御子柴さんのニヤケ面を思い浮かべながらそう思っていると、ふと頭をよぎる。
俺にはまだ最終兵器があるじゃないか。日本のお菓子と入浴剤。
「日本のお菓子があるんだけど、ホテルに来ない?」このフレーズを言うしかない!
俺はドキドキしながら、またしても困った時の「指さし単語帳」とばかりに、本を開き、
スターバックスの続きを再現する。
ベンチに座って、やっといい場面が出来上がる。
「指さし単語帳」の「お菓子・デザート」のページに差し掛かった時だった。
台湾名物の「パイナップルケーキ」「カスタードタルト」などを発音しながら、
思い切り「今ふと思いついだんだけどさ~」くらいのテンションでこう言った。
「そういえば、日本からお菓子を持ってきたんだけど、興味ある?」
今思えば相当の棒読みだったのだが、幸い不慣れな英語と言うことで全くバレてはいないはず。
「どんなのがあるの?」スージーは興味津々だ。
「ここからホテルが近いから今から行こう」こう言うと「いいよー、行こう行こう。」スージーはノリノリに。
えっ!いいのかー。俺は興奮を抑えきれず、全身が震えるくらいに喜びたかったが、
なんとか抑えてベンチを立つ。
それにしても恐ろしきはこの禁断の魔術書だ。悪魔の本とも地獄の辞典とも言っていいだろう。

十分後、俺とスージーはホテルに居た。
台湾人と日本人と人種が違えど、男と女・・・。二人きりになった俺達は部屋に入った瞬間、熱い口づけを交わし、ベッドに倒れこむと抑えつけていた感情が噴き出るように相手を貪りあった。
・・・なんてね。ならなかったんだなぁ、これが。

というわけで続きはまた今度。 (つづく)


↓思いのほか長くなってしまったので一旦切ります。次が本当の最終回です。
引っ張ってごめんなさい。
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a>02:31│コメント(4)日記 | 台湾編このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事へのコメント

1. Posted by みわ   2014年02月15日 15:26
前に一度コメントさせて頂いたものです♀
2014年も更新楽しみにしています♪

2年前くらいにベトナムのクラブに行った事があります!ダナンという田舎のクラブだったからかもしれませんが、正直そこまで楽しくなかったかなーという印象でした。イメージ的には昭和初期の日本みたいな。プチ情報でした!笑
2. Posted by ひろ   2014年02月19日 21:45
面白いですね
自分とだぶってるとこもあるので、続きが楽しみです
3. Posted by 御子柴清麿   2014年02月21日 00:43
To:みわさん

ベトナムに行かれたことがあるんですね。
色んな所にクラブってあるものなんですね。

昭和初期って・・・相当昔じゃないですか。
どんあ雰囲気なんだろう?気になります!!
4. Posted by 御子柴清麿   2014年02月21日 00:44
To:ひろさん

次回が本当の最終回です。
お楽しみに。

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